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記者会見ゲリラ戦記 いわゆる「記者クラブ問題」の渦中で正面から正々堂々と政府の記者会見に突撃していった、フリージャーナリストのまさに「戦記」戦いの記録。 Twitterをはじめとしたインターネットメディアでの自由な報道が広がり、今まで新聞やテレビといったマスメディアが記者クラブという形で情報を独占していたことが明らかになった。これまでも週刊誌などでは問題視されていたが、ここまで注目を集めるようになったのは、やはりインターネットメディアの発達によるものだろう。 政権交代してから、どのようにして政府の記者会見が変わって開かれていったのか、あるいは変わっていないのか、リアルタイムでWebマガジン「マガジン9」に連載していただけに、記者クラブ以外に冷たい現場の最前線の様子が伝わってくる。 こうしたジャーナリストたちの粘り強い姿勢が、日本にも世界標準の記者会見を実現させて、その先の本当のジャーナリズムを見せてくれるのだろう。記者会見の開放がニュースや記事になるのではなく、視聴者もその先が知りたいのだから。 ところで官房長官の記者会見がフルオープン化されるのは、いつになることやら。 イップ・マン序章、新宿武蔵野館で大絶賛上映中! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.19 23:52:29
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