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カテゴリ:舞台・映画・・カーテンコールの消えぬ間に
昨日は、歌舞伎座夜の部観劇。 7月の歌舞伎座は、坂東玉三郎の世界。ご自身が出演する、というだけでなく、演出や監修といったプロデュースにも意欲を見せる玉三郎さん。いずれ、制作側に専念なさるのではないか?とファンとしては、ちょっと寂しい予感もしますが、今は、玉三郎ワールドを確立しつつ、その世界を受け継ぐ後進の指導にも力を注いでいます。 夜の部は、「夜叉が池」「高野聖」と泉鏡花作品。幻想的で異界に遊ぶ鏡花の世界は、まさに玉三郎さんにぴったり。水にまつわるストーリーも夏の夜にふさわしく、ひとしきり、涼しさを感じられる舞台でした。 いちおう、自分が高校生、玉三郎さんがまだ20代だった頃から、追っかけ、ってほどじゃないですが、ずっと注目してきたので、昨今のご活躍ぶりはとてもうれしい。5月には、北京で、中国伝統の昆劇を向こうの役者さんと上演してきた玉三郎さん。 かの、レスリー・チャンとも親交があったあたりが、ワタクシの好みにやはりどんぴしゃりの人だった!と(笑)。芸術性、完璧性を追求する姿勢が共通してますよね。 幕間に、友人Pさんと、名古屋からお越しのHさんと歌舞伎座地下食堂「花道」で食事。開演前に、劇場で予約をしておきます。(ネットや電話で前日までに予約も可能)。そうすると、時間ちょうどに席にお食事が準備されている、というシステム。短い幕間でスピーディーに食事をするための方法ですね。 ワタクシは、2100円の幕の内。歌舞伎座の幕の内、手の込んだおかずが多々入り、デザートには和菓子も付いて結構お得感があります。 これ以外にも、1000円台で、おそば類やおでん定食などもあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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