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2007年11月25日
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カテゴリ:日本株
もう既に先週半ば、まさに前回日記を書いた夜のニュースになりますが、邦銀のサブプライム関連投資額が明らかになりました。やはり、金融庁は、邦銀のサブプライム関連投資額を把握していましたね。

さて、その内容ですが…。
総額は残高1兆3千億円。
メガバンク3行で、残高1兆2千億円、損失2千億円(残高の16%が損失)。
地銀が、残高1千億円、損失150億円(残高の15%が損失)。
信金、信組が残高200億円、損失110億円(残高の55%が損失)。
信金・信組は残高に対する損失の割合が極めて高いですね。特に驚いたのが滝野川信金(東京都北区)の話です。サブプライム関連投資で損失がかさみ(113億円の残高に対し、73億円の損失。約63%)、信金中金に資本増強を打診するとか、しないとか。

さて、どう判断しましょうか?
投資額に対する引当は、みずほが25%を見込んでいるとのこと。MUFG、SMFGともに欧米金融機関並みとのことで、おそらく15~20%の範囲で引当金を積んでいるものと思われます。

信金・信組の投資額/損失額はその多くが滝野川信金によるものなので、誤差が大きい加も知れませんが、メガバンクと信金が投資した商品がそんなに大きく異なるのか、この辺は気になるところですね。普通に考えれば、サブプライムとはいえ、住宅ローンは不良債権化したとしても、「住宅」という担保がありますから、貸出額の60%強も焦げ付きません。したがって、滝野川信金のケースは「よっぽど」と言えるかもしれません。

米国の金融機関のサブプライム関連損失がまだまだ膨らむのではないか?といわれているのは、この辺に原因があるのです。彼らは20%弱しか引き当ててないものの、損失は60%以上にも膨らむ可能性があり、現在公表している損失額の2倍も損失額が追加的に発生する可能性があることを示唆しています。

私個人の意見としては、米国の金融市場の混乱はもう少し続くかなという見方です。したがって、邦銀のサブプライム関連損失額も、現在の水準より増えるかもしれません。しかしながら、全部やられたとしても、1兆2千億円です。3メガバンクの直近期の単体決算の当期利益の合計は1兆1千億円ですから、乗り越えられないわけではありません。なので、邦銀はもう大丈夫かなと思う次第です。



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最終更新日  2007年11月25日 17時10分00秒
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