シロップ日記/沖縄のネコ 海辺のフカフカ

2008/07/26(土)03:57

与那国島旅行記2日目「海底遺跡、廃墟、日本最西端」

沖縄の休日(16)

与那国島2日目。 【海底遺跡】 今回与那国に来た目的の1つは、海底遺跡をみることです。 そう、与那国には海底遺跡が眠っている・・・と言われているのである。 海底遺跡、なんとロマンを感じる響きでしょうか。 幼い頃、ムー大陸やアトランティスの本(まんが?)を読みあさった私は 是非とも一度みたいと思っていました。 しかしながら、日本に海底遺跡があったとは。 何故もっと有名にならないんだろう、と調べたところ やっぱり・・・歴史学・考古学的には信憑性にかけるとされているようです。 大多数の研究者は「柱状節理」という沖縄近海で多く見られる自然地形として認識しており、 研究対象としては完全に無視されているとのこと。 ●ウィキペディア(Wikipedia) ●某巨大掲示板・考古学カテゴリでの討論 2ちゃんですが・・・考古学専攻の人から見てもかなり説得力ある反証だそうで。 マスターキートンを読んで古代文明欲が高まっていただけに残念。 しかし観光としては真偽のほどはともかく その海底遺跡らしきもの、というだけで充分なので とりあえず見学へ。 ダイビングで見るのが一番なのでしょうけど なんせ与那国は海流がはやく上級ダイバー様たちの聖地。 海のおだやかな日に限り、体験ダイビングやシュノーケルも受け付けているという話 だったけど、私が到着する前日まで沖縄は台風を迎えていた。 宿泊している民宿もすらさんが唯一シュノーケリングツアーをもっているんだけど この3日間は船を操縦する人不在のためツアーは出ないとのこと。 なんたる間の悪さ・・・。 泣く泣くみつけたのは、半潜水艦のようなボートで見るツアー。 前日まで波があらいため欠航していたので悪い予感はしましたが 乗ってみました。 6000円/人・・・痛いよう。 当日朝8時半に宿まで迎えにきてくれました。 小型バンにゆられ、島の北部、祖内集落から出航。 港だというのに美しい海でありました。 船から与那国島を眺める。 与那国島が断崖絶壁の島であることがよくわかります。(ビーチも一応ありますが) 海底遺跡は島の南側にあるのでここからぐるーっとまわって 島の南に向かいます。 北側は穏やかな波で余裕でしたが はやくも配られるゲロ袋がこの先の恐ろしさを連想させます・・・ そして島の東端を回り込むと・・・ もうそこはジェットコースター。 ゲロ船状態に。 遺跡近くで船底にもぐり窓から海底遺跡を見るように案内されましたが とてもカメラなど向けている余裕はありませんでしたわ。 3分ほど眺めてほとんどみんなデッキに引き上げ 水揚げされたマグロのように横たわっていました。 というわけで写真がありませんの。 こちらでドゾ・・・↓ ↓ (クリックすると各ポイントの写真がみれます) 遺跡ポイント写真 マグロ船から早々にひきあげ、民宿にかえってきました。 そして再び爆睡。 起きたら・・・午後4時でありました。 ほんとダメ人間ってのは、旅行中でも恐ろしい程のダメっぷり発揮です。 まあ気をとりなおして、ここからはレンタカーなぞを借りてみました。 民宿もすらさんはレンタカーも扱ってくれています。 軽自動車は3時間3000円、1日5000円に宿泊者は500円割引。 最終日まで2日間借りることにする。 ちょっと観光客らしくなってきたところで 島1周に出かけます。 【与那国一周】 どこまでも続く道と真っ青な空、海。 道には馬フン(牛かも)が落ちています。 夏の3連休の沖縄(一応)だというのに、 不思議なことに全く観光客にあいません。 すれ違った車は2,3台だけでした。 ちなみにこの道はドラマ、Dr.コトーのタイトルバックで流れていたそうな。 【廃墟のカフェ】 さて、遅い昼食をとりにいくことにします。 昨日の日記で毎日ユ・キ・さ・ち・ん・ちに行ったと書きましたが 嘘でした。すいません。 ユ・キ・さ・ち・ん・ちは残念なことに月曜休みなんです。 しかし賢明な私はユ・キ・さ・ん・ちに匹敵する 素敵なカフェを事前にみつけていたのです。 カフェ「風居」。 この廃墟のようなうらぶれ加減と空の青さが なんとも異次元の様。 我ながら傑作写真が撮れましたわい。 事前に写真でみていたけど、この廃墟っぽさがいいんだよな・・・ とさっそく入ってみようとすると 本当に廃墟になっていました。orz ||||| 廃業してしまったようです。 【日本最西端】 度々になりますが 与那国島は日本最西端の地です。 なので与那国の西端には日本最西端の碑があります。 ちなみに、同じく沖縄の離島、波照間島も日本最南端と言われますが 実質には日本最南端は東京都所属の沖ノ鳥島。 しかしながらここは無人島であり近年は中国より意義を申し立てられている ややこしい地域であります。おまけに沈みそうだし。 そして日本最北端は択捉島(エトロフ)。 これまたロシアの実行支配下というややこしい地域。 (そんなわけで北海道稚内の宗谷岬に最北端の碑が建てられているそうですが) 日本最東端は小笠原諸島の南鳥島。 ここは一般市民は上陸できません。 よって、与那国島は正式な日本の極地のなかで唯一、 一般の交通機関で誰でも自由に訪れることができる場所であります。 争いごとには無縁そうなのんきな顔のカジキの像がたっています。 ここで車を停め、最西端の碑に登っていきます。(登る、っていっても3分くらい) 海の向こうは台湾。 天気のいい日は見えるそうです。 そしてここで再び日本最後の夕日をみようと待ちましたが この時18時くらいでしたがまだまだ明るく待ちきれなかったので とっとと飲みにいきました。 この日の夕食は、久部良部落にある居酒屋まるてぃ。 民宿てぃだんの1階にあります。 外から見ると普通のビルですが内装はなかなかよかった。 リーズナブルでうまいです。 ★★そのころのシロップ★★ ランキング参加ちゅう 今日のシロップは何位かな? 下の2つ、ぽちっと応援よろしくな!   げんざい白猫6位

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