テーマ:本のある暮らし(3295)
カテゴリ:シニアの暮らし
老いを感じるこのごろ、参考にしたいと思い購入しました。 読んでみて解ったのですが、細井さんは長く看護師さんとして働いていました。 49歳のとき通信教育課程社会福祉学科に入学、卒業してからは老人施設を開設、 定年退職してからは、別の老人施設の施設長などを経て、今は93歳の介護職員さん。 今迄週3回働いていたのですが、大腿骨を骨折してからは週に1回だけ働いています。 すごく立派な経歴の方なので、読むうちに凡人の私には参考にならないと思いました。 ◎「元気で長生きするための大切な6つの心がけ」を唱えています。 1.きちんと睡眠をとる。 2.食事に気をつける。 3. 健康をチェックする。 4. 整容に気をつける。 5. 身体を動かす。 6. 常に平静の心でいるようにする。 これは当たり前ですが、なかなか出来ることではありません。 ご自分にとても厳しい方と思いました。 でも、1,2,4,5,は心がけたいですし、3はとても大事ですね。 ただ、この本は別の角度から読むと、とても参考になりそうです。 家族が認知症になったら、胃ろうを勧められたら、介護の心得、 親を看取るということ、また家族の老いに直面した時など、 介護の現場にいるからこそ言える言葉に素直に頷けることが多くありました。 例えば…胃ろうを勧められたら、胃ろうとは食べられなくなったら、 胃に穴を開けて器具を取り付け、そこから栄養を注入するのです。 意識のないまま胃ろうで栄養を補給することは、本人にとって良いことなのか? と悩む家族の方も多いそうですが、少しでも長く生きていて欲しいと望む家族もいる。 そんな時は、どんな選択がいいのか? 86歳で亡くなった私の母も胃ろうを勧められましたが、体力がなくて出来ませんでした。 その時は、鼻からの栄養で生きていましたが、それも苦しそうで可哀想でしたが、 今でも体力がなかったから胃ろうにならなくて、良かったと思っています。 老いは誰にもきますが、病気があっても元気で生きたいですね。 年だからと甘えないで、自分らしく生きる。 93歳の人生の先輩が厳しいけれど、温かい励ましを綴っています。 フジテレビ、NHKで話題になっているそうです。 93歳でわかったこと ひとり暮らしで元気に生き抜くための本 [ 細井恵美子 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.06 04:52:38
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