021493 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

本の虫の読書ノート

本の虫の読書ノート

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2025.01.17
XML
カテゴリ:エッセイ
詩人・石垣りんさんのエッセイ集「朝のあかり」を読みました。
名前は知っていましたが、詩は読んだことがありませんでした。



俳人の故・金子兜太さんが「一番尊敬する人」ということを知って、
どんな方だろうと興味を持って…エッセイがあったので読みました。

石垣りんさんの詩は、今では小学生の教科書に載っているそうですね。

14歳で「勉強が好きでないから」と銀行の事務員として働きだしています。
貧乏で上の学校に行かれなかった、という訳ではないようです。
働いて、自分の自由になるお金で本を買い、詩の投稿をしたい、
そんな強い決意で働くことを選んだ14歳の石垣りんさんでした。

25歳で終戦を迎え、家族を支えるために働きながら、詩作に励んでいます。
父の再婚で異母弟妹が生まれ、父の死後、残されt家族の生活も支えています。

39歳で初詩集「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」が世に出ます。
50歳の時手に入れた川辺のマンション、ひとりの時間を楽しんでいた。

エッセイではキツイ批判はしていないけれど、やんわり世相を問う眼差しは、
凛として、鋭く、生活者としての厳しい視点を感じさせられました。




1920年東京生まれ。2004年に亡くなっています。
今なお、石垣りんさんの詩が好きという方は多いようです。






詩の方はまだ読んではいませんので、読んでみたいと思っています。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.01.17 16:19:35
コメント(0) | コメントを書く


PR

Calendar

Profile

蒼い芥子

蒼い芥子

Recent Posts

Category

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.
X