広汎性発達障害って?
5歳の長男は4歳の時に広汎性発達障害と診断を受けました。 広汎性発達障害という障害名、私は息子の発達検査を受けるまでその名前を知りませんでした。それはおろか、自閉症もどんな障害なのかも知りませんでした。広汎性ってなんなの?自閉症と同じなの?などわからないことだらけでした。 では広汎性発達障害、自閉症とはなんなのでしょうか? 脳の機能的な障害によって起きる発達障害の一種です。 生まれつきの障害で、見たり聞いたりすることや、感じることを普通の人と同じように理解することができません。 このため、人と関わることや、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちをくみ取ることがとても苦手です。行動も自分勝手に見えることがあります。 普通の喋り方やコミュニケーションのもち方、人や物事への適せつな関わり方を習得することは容易ではありません。 広汎性発達障害には「自閉症」と「アスペルガー症候群」があります。●自閉症…知的障害がない場合は「高機能自閉症」ともいわれています●アスペルガー症候群…広汎性発達障害の症状はあるが、言葉と知的発達の遅れがない。知的発達や言葉に遅れがないので気づかれにくく、誤解を受けやすいのです。 しかし、しゃべれるほど理解ができていないことが多いのです。 そして、他の発達障害との区別があいまいで、AD/HD(注意欠陥・多動性障害)やLD(学習障害)などの障害を合併している場合が珍しくないようです。 長男は広汎性発達障害の内のアスペルガー症候群です。