『ハダカデバネズミ』
「ハダカデバネズミ」・・・・・・という言葉を聞いて・・・「ハダカ=裸、デバ=出歯、ネズミ=鼠」と脳内で変換した後「まーさかね、ははははは!!」と思いきや、本当にそのまんま!!という知る人ぞ知る?ハダカデバネズミの本です。生物の行動とかを勉強すると、まず必ず(?)出てくる、哺乳類なのにハチやアリのように女王、兵隊、働き役、布団役(?)と、役割を各個体で分担している真社会性を営む非常に珍しい哺乳類、です。で、見た目はまるで生まれたてのネズミの赤ちゃん、ピンクマウスをそのまんま大きくしたような感じで、ちょっと異様な外見・・・ですが、これを見たら最後、どうしても目が離せない~っ!!!という魔力を持った生き物です(笑)私が一番最初に見たのは、埼玉のこども自然動物園だったか、世界のハムスター展という特別イベント(?)の中で展示されていたように思います。そして、やはり、一目みたらもう目が離せない!!状態でした(笑)そして、その「ハダカデバネズミ」を研究されている方による、一般向けの「ハダカデバネズミ」本ですから、これは面白い!!そのユニークな外見、生態に、大自然の神秘、生命の生物の神秘をつくづく感じずにはいられません。で、この本のシリーズ、以前にこれまた、「目が離せない!!」系のクマムシ本も出してくれていたりしまして、次はどんな動物を本にしてくれるのか、とーても楽しみです。