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テーマ:ニュース(100225)
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六本木ヒルズに失望して、テレビ朝日で感動しました。
今日、私は多分ニュースステーションにでるでしょう。 明日のやじうま新聞やワイドショーにもでるか知れません。 それはあの世界ナンバーワンゴールキーパー、バイエルンミュンヘンのオリバー・カーンと握手をしたからです。 とはいえ実はただの「野次馬」だったのですが、テレビ朝日社屋にはいってきたカーンと最初に握手したのが、私だったのでその映像が使われるだろうというものです。 ちなみにテレビ朝日ホームページ内のニュース映像でも映っておりました。 最初に握手したのが私です。 テレビ朝日最新ニュース http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/index_r6.html?now=20040119161327 昨日は83になる祖母に新年のご挨拶ということで、一族揃って祖母の家に遊びに行き、その帰りに前回風邪を移してくれた愛らしい甥と姪を連れて、埼玉スタジアムにあるちょっとした公園で夜まで遊び、甥と姪を送り届けた後は母親が営む居酒屋に行き、「そーめんちゃんぷるー」の作り方を教えつつの痛飲で、昨日予定していたレポート書き下ろしと日記の更新ができずじまいでした。 さて、そんな仕事を積み残しての月曜日に100%遊びで六本木にいくほど暇ではありませんので、半分は仕事を兼ねての六本木行脚でした。 実は「楽天ビジネスセミナー」という楽天さんが提供しているBtoB支援の楽天ビジネスサービスの案内を受けることを大義名分としておりました。 楽天ビジネスサービス http://business.rakuten.co.jp/index.cfm?afl=vmn 楽天ビジネスサービスはお仕事を出したい会社が「こんな仕事あるけどどう?」と声をかけて、「のった!」という会社が見積もりをだして、条件が折り合いば「ビジネス成立」となるサービスで小規模店や、営業力の弱い中小企業には心強い見方になってくれるサービスです。 私の会社自体でも少し興味があるサービスだったのと、昔お世話になったDTP屋さんが最近仕事が減って困っているので、覚えた上で教えてあげようという思いからセミナーを受講してみました。 そして「六本木ヒルズ」が会場だったことがとても大きな理由でもあります。 厳重なセキュリティのゲートをくぐり抜け楽天さんの社内でのセミナーが終わり、六本木ヒルズを「建物探訪の渡辺篤史」か「ぶらりの阿藤快(滝口順平付き)」を気取って見ましたが、一歩歩く毎に不快指数が上がっていくムカツク場所でした。 まず第一に何がやりたいのかが分からないことに不愉快さが軽快なリズムを刻みつつ加速していきます。 浅草のアサヒビールの「う●こビル」のオブジェよりも訳の分からない、気色の悪い「蜘蛛」オブジェやありがちな「滝」は「空間プロデューサー」あたりが高額請求書を切るための装置として必要なのでしょうから許すとします。 屋内も近未来テイストとヨーロピアンテイストの秩序のない混在もある程度は認めましょう。 どちらも「大人テイスト(私は認めませんが)」として気取った人達の、拠り所も根拠もないプライドだけは満たしてくれるからです。 しかし、あの「村上隆」のイラストは良いのでしょうか? サザビーズでどれだけ高額をつけようとも「パクリ屋」は「パクリ屋」です。 300歩下がって「村上隆」さんの商品を認めたとします。 「キル・ビル」のタランティーノなんかもそうですが、パクリのパクリはオリジナルという奴です。 キレイにまとめるのなら「魂レベルでのコラボレーション」かも知れませんし、「オマージュ」という都合の良い単語もありますから。 しかし、箱モノの「大人テイスト」と「村上隆」を共存させるセンスのなさに怒りを覚えて、床に貼り付けられたイメージキャラクターを見つけるたびに踏みつけるという子供テイストな私がおりました。 そして次に不快指数を一気にピークに持っていったのが迷路のような作りです。 多分案内パンフレットを持っていても、迷子に一度や二度は立ち止まってパンフレットを上に下にすることでしょう。 どうしてあんなに分かりににくい作りにしたのか理解できません。 ショッピングゾーンはお台場のビーナスフォートを迷路にしたようで、気が付くと同じ場所に戻っているようです。 そしてお昼御飯を食べようとレストラン街を歩いていると鼻血が出そうになりました。 「デフレ」が叫ばれている昨今、六本木ヒルズの中は「インフレ」価格なのです。 確かに美味しいものであればそれなりの値段がしても当然なのですが、店内にトイレもないようなテナントショップでカレーライスが1,300円ですよ。 ちょっとした「ランチ」セットなら2~3,000円以上です。 それが地上5階ですからね。 同じテナントショップでも丸ビルの福臨門(中華の超有名店、値段もです)なら最上階で、東京を見下ろす風景が楽しめますので多少高くても納得ができます。 しかし東京の繁華街での5階の風景ではせいぜい「渋滞している高速道路」が見える程度です。 ビジネス層を重点としているのか、観光をポイントにしているのかが全く分からず非常に不愉快にさせてくれる六本木ヒルズです。 そして不愉快ついでに不愉快を「満喫」してやろうとテレビ朝日にいった時に事件がおこりました。 テレビ朝日のグッズ売り場のメインは「ドラえもん」です。 それなら六本木ヒルズのイメージキャラは藤子先生に頼めよ!生きてるのはAのほうだけど。と一人ツッコミ&ボケをかましつつ奥(裏から入ったので玄関方面)へ進むと「バイエルンミュンヘン」のユニフォームを着た女性がいて、なんとオリバー・カーン選手が来るというのです。 そして40分ほどテレビ朝日アトリウムで「入り待ち」しました。 歓迎役のテレビ朝日の新人アナウンサー、前田有紀さんがとても可愛らくて、その下読みを繰り返し一人リハーサルをする姿に「頑張れ!」と思ってしまいました。 パッと見た目の彼女は「げっ!化粧濃い!」と思ったのですが、至近距離(50cm)で見た彼女のメイクはとても薄く、肌の綺麗さがそう見せていたのです。 顔も小さく身体も異常なくらいに細いその姿に「ちゃんと食べてるのか?」と思わず親戚のオジサンの気分になるほどでした。 そしてオリバー選手登場。 私は登場前にはコートを脱いでおりました。それはオレンジベースのチェックのジャケットで「目立つ」ことを考えたからです。 作戦は大成功! オリバー・カーン選手は私に目を向けてくれた瞬間に、私が手を差し出すと彼も手を出してくれて一回ギュッとしました。 フィールドとは余りにも印象の違う「繊細な手」で驚いてしまいましたが、その手はしっとりと湿っておりましたのでもしかしたら彼も少しだけ緊張していたのかも知れません。 なにはともあれ至福の一瞬でした。 六本木ヒルズでの不愉快さも吹き飛んでしまいました。 先ほど夕方のニュースの「スーパーJチャンネル」で映像が映っていましたが、メガネをかけて握手をしているちょんまげがわたしです。 出演時間やく1秒。 しかし、何よりもオリバー・カーン選手と握手したことは私の一生の自慢となるでしょう。 今日はマスコミに踊らせまくっているので、マスコミが言わない「六本木ヒルズ」について。 来場者が○○万人突破といっているが、「六本木ヒルズ」で働いている人をカウントするだけで相当な人数になりますし、取引先やビジネスイベントまで含めると「お台場を抜いた!」というのは明らかに嘘です。 まして地下鉄の出入り口もありますから、雨風よけに「六本木ヒルズ」を通過する数も入れての来場者は「六本木ヒルズ」の魅力を正確に伝えていません。 しかし、現在起業を考えていたり、小売店をやられている方で、これから「六本木ヒルズ」にいくのであればメトロハットの地下2階にあるヴィレッジヴァンガードには必ず行ってください。 俗に言うセレクトショップですが、私が本業で提唱している「欲しい!を加速させる方法」を見事に実践しております。 楽しく欲しくなるお店で、絶対にオススメです。 お暇な方は私のテレビ出演をご覧ください!・・・本当に一瞬です(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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