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ルールは守らなければなりません。
杓子定規に考えてもつまらないのですが、ルールはみんなが守る前提でできております。 だからやっぱり「守る」前提でこの世の中は成り立っております。 「えっ?でも守っていない人一杯いるジャン?」 その通りです。 でも、「だからあなたも守らないのですか?」 と聞かれたらどうでしょう? 私は結構「自分ルール」で生きておりますが、少なくとも他人様に迷惑を掛けない程度のルールは「厳守」しております。 例えば「みんな仲良く」のような根拠のない理不尽な(場合が多いのですよ実は)「ルール」は潔く無視します。 得に営利団体でも、目的達成よりも「仲良く」が優先される場合があるのには驚いてしまうからです。 常識的な「仲良く」は当然ですが、多いんですよ。 「仲良く」が最優先されることが。 一方、私はクルマの運転中「一時停止」はほぼ100%完全停止します。 これは「そこで一時停止する」という前提で道路が作られているからで、そこに交差する道路は「優先道路」の場合が殆どで、「優先道路」を走っている側からすると、「止まるはず」という「お約束」があるから安心して走れるのです。 その相手の安心のため・・・つまり、他人様に迷惑を掛けたくないので、いつも「完全停止」をしております。 と、いってもそんなに高尚なことではなくて、自分が優先道路を走っているときに横から一時停止を無視して出てこられるとビックリして、 「コラァワレェ!ドコミトンノジャァァァアアア!」 と、皆様の前では口にできないような「威嚇語」が飛び出します。 そんなときに、自分の下品さを鑑み、そして亡父の 「自分がやられてイヤなことは人にはやらない」という当たり前の教えを思い出すのです。 それでは「守らない」ことを優先させていくとどうなるかというと、答は簡単です。 「より厳しいルール」ができるのです。 同じくクルマの運転中の携帯電話使用が厳しく罰せられるようになったのもみんなが守らなかったことからです。 そして大抵が「より厳しいルール」の「抜け道」を探す奴が現れだして、「もっともっと厳しいルール」となるのです。 さて、本題です。 西武の問題から、ボロボロとこぼれ出てくる「株式」の問題ですが、ナベツネさんと日本テレビの怪しい関係を筆頭に「公平」「公正」が原則であるという建前の日本のメディア界はあちらこちらで、グレーゾーンがまかり通っておりました。 そしていつものことですが、民放各局ではあまり取り上げません。 NHKは叩いても、「お仲間」は叩かないのです。 このグレーゾーンは「株の持ち合い」のことです。 ※正確には違いますが、ザックリとしたところでご理解ください。 株式とはその会社の「所有権」のことです。 メディアというは「影響力」が強いものですので、ある「一部」の考え方だけが流通するとエライコッチャになります。 これは日本全国いまだに「巨人ファン」が多いのは、地方では「巨人戦」しか放送されないことでお分かり頂けることでしょう。 私が物心ついた高知県中村市では当時、民放2局とNHKしか映らず、ナイター中継の季節は「巨人戦」を「見るか・見ないか」の選択肢しかありませんでしたからね。 当然、「自己判断」ができるようになるまで私も「巨人ファン」でした。 そんな訳でメディアの影響力はとても強いものですから、その影響力を必要以上に大きくしないために、メディアを持っている会社が他のメディアを持っている会社の株式(所有権)を持つことや、同じ地域で、競合する複数のメディアの株式を持つ場合の上限を決めているのです。 これを日本テレビ、フジテレビ、毎日新聞、朝日新聞等々等々が、明らかに違反していたり、グレーだったりと様々です。 ただ、個別にそれぞれ事情があるのでしょうし、起こってしまったことは仕方がありません。反省して次につなげれば良いだけの話しです。 しかし、このことをメディアは積極的に報道しておりません。 自分以外のことは積極的に「公平」「公正」というお題目で土足でズカズカと上がり込んでいくのに、自分に都合の悪い記事はホンのちょっぴりなのです。 もっとも今に始まったとことではありませんが。 ちなみにココでも「偏向報道ヨミウリ」の本領発揮です。 産経新聞では同社系列の 「フジテレビなど4社も違反なし」 と小見出しで自分の所から記事にしておりますが、世界一番の発行部数を誇る読売新聞は 「フジテレビ53局保有」と社会面にて中見出しです。 3段で扱った後、「毎日新聞は2局」と小見出しで扱って、最後に「日テレも保有」となっております。うっかりすると見落としてしまう扱いです。 確かにフジテレビの方が数は多いのですが、日テレは「連チャン」ですからね。一般常識から言ってどちらの方が、「ルール」を軽く見ているでしょうか? ホントに、見事な「公平」「公正」さですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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