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マスコミでは言えないこと。

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AsMode2003.com

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Jun 9, 2006
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 明日、一年ぶりに高校生相手にお話をしに行きます。
 過去2年行っている「職業講話」というもので、母校の卒業生やPTAが

「はたらくこと」

 について、高校1年生や2年生に向かって二人一組で話しをするというものです。

 正直、今年は参加するのを躊躇っておりました。

 初めて参加したときは同じくOBで10年以上先輩の某中央官庁勤務の方とコンビを組み、まぁ高校生に向かって

「フリーターと会社員の生涯賃金の差」

 といったその後ブームになるようなことを先駈けて行ったのですが、そもそも

「働いたことのない子供」

 に理解させるには切り口が「リアル」過ぎました。
 今、ブームになっているものはスライドを使ったり、極端な数字を持ち出したりして「興味」を惹くといった「切り口」ですからね。

 興味を惹かせるには演出が必要と言うことです。

 そこで昨年は少し改良して、

「お金持ちになるには」

 とやったのですが、やっぱり「リアル」になってしまいました。
 演出しようかとも思いましたが、ちょうど一年前はフジテレビから手切れ金を貰った堀江さんの件があったりしたので、普通でいて、根元的な話しをしてしまいました。

 そして一緒に組んだ相手がPTAと聞いていたのですが

「現役高校教師のPTA」

 でした。「プロ」ということです。

 企業研修やセミナー、勉強会では「学び」にくる社会人が相手ですから、「共通言語」がありますが、競争とも売上からも遠い子供相手に伝えるテクニックはやはり餅は餅屋ということです。

 また、「楽天市場がなくなる日」を上梓した際に、現在の校長宛に「OBとして献本したいのですが」と電話で申し出たところ、露骨に「めんどうくさいな」という対応をされたことも尾を引いておりました。

 結局、まだ献本していません。
 嫌がる相手にあげるほど、私の本は安くありませんから。
 価格の問題ではなく。

 そして、ビジネスの現場と「お教育」の世界の肌合いの違いから、

「今年からやめよう」

 と決めておりました。

 また、昨年、「話し」が終わり参加者のちょっとした話し合いの際、意見を求められたので、

「来年以降あるなら、「こんな話しが訊きたい」といったワーク
 グループのように、自ら望んだ生徒に得意分野の話しをしたい」

 と発言し、これに異を唱える人は誰ひとりいませんでした。

 そりゃそうです。「進学」を考えている人にとって、高卒で就職した人よりも大卒での就職したの話しの方が役に立ちますし、公務員志望なら公務員の人の話を訊きたいものです。

 しかし、「3年目」となる今年も何の工夫もありませんでした。

 進学希望者、家業を継ぐ子、一路フリーターなどなど、目標もモチベーションも環境も才能も違う子供相手に同じ話しをしなければなりません。

 ちなみに昨年の「現役教師」は、「科学実験」を披露して、

「こういうのを教えるのが私の仕事」

 と見事でした。

 ちょうどワールドカップも始まるので、余計なエネルギーは使いたくないとも考えておりました。

 開幕初日は「朝まで生テレビ」を決め込んで。と。

 ただ、仕事の取引もある後輩とメールをやり取りしていたときに、参加する卒業生の多くが、

「公務員」

 ということに気がつきました。区役所職員から霞ヶ関、インフラ管理と「職務内容」は様々ですが「職種」は「公務員」です。

 また、誰ひとり「独立起業」している人もいません。
 フリーター経験者もこの後輩と私だけ。

 ・・・もう、一年、やってみるか・・・。

 そして今年もハードル高く

「誰が得するか? 仕組みを考える習慣を身につける」

 が、テーマです。ただ、できるだけ一つどころに絞って。

 ただ、この「企画」もったいないんですよ。
 本当のビジネスの現場を生徒が知る、良いチャンスなんで活用次第では学校の価値自体が上がるんですが。

 ま、「お教育さま」は私がお金持ちになった暁には、残りの人生をかけて取り組みたいと決意を堅くし、そしてお公務員さまと一緒にはできないと気づくことができたのは収穫といえば収穫です。

 さて、そんなわけで「朝まで生サッカー」が厳しくなったのですが、ワールドカップ開幕が近づいたここにきて「知識人の妄言」が相次いでいます。

 今、継続調査中なのですが、ナショナリズム的なものを否定する発言をする方に50前後の方が多いのは偶然でしょうか?

 戦前や戦中生まれで、戦後に突然体制やイデオロギーが変わった事により、国家への不信感を持っているというなら腑に落ちるのですが不思議です。

 50歳前後というと団塊世代の下で、昭和30年頃生まれの

「三丁目の夕日世代」

 といったところでしょうか。

 サッカーの盛り上がりと呼応するように、日の丸を背負い、君が代を斉唱することにどこか批判的なコメントを寄せる知識人が実に多いのです。

 確かに「キングカズ」の全盛期、旨に手を当て大きな口を開けて君が代を歌い上げる姿に眉をひそめる人が多い時代がありました。

「国家代表」ですから「グローバルスタンダード」の世界では当たり前のことが許されない、白い目で見られる方が以上だったのですが、10年前の日本はまだそんな時代でした。

 余談ですが、20年前「国防」の話しをしただけで「右翼」といわれました。

 しかし、今では殆どの日本人が

「国際舞台での国旗と国家の重要性」

 を知っています。ところがこれをナショナリズム=悪かのように批判しようとするのです。

 6月7日の読売新聞で上智大学の鈴木守教授(スポーツ社会学)が国際的なスポーツイベントで「ナショナルアイデンティティー」が再生産され、所属する国家を認識し体験すると前置きしつつ

「いわゆるナショナリズムに短絡するわけではない」

 と前置きし、4年前の日韓大会で生まれた国内での

「ナショナルな社会現象」

 は、

「ナショナルチームを核として形成された『サッカー共同体』への
 連帯意識であり、それが提供してくれた劇的空間への一体感で
 あったと理解する」

 と、もっともらしい単語を並べた意味の分からない文章で締めくくります。意味分かります?

 ちなみに「ナショナルな社会現象」と「ナショナリズム」の違いは何でしょう? どうしてもこの単語を使いたくないのでしょうか。

 それとも未だにこの国の知識人には

「反国家がかっちょいい♪」

 と思ってるんでしょうか。だとしたら大人げない話しです。

 サッカー共同体ってなに?

 アルゼンチンとイングランドの国家代表が「死合い」になるのは両国の国民性で日本人には関係のないことでしょうか?

 WBCで「韓国の一流新聞(サンジャポ風の認識で)」までもが

「5勝3敗の日本、きまりの悪い優勝」

 と報じたことはなんざんしょ。

 例に挙げた国がどうこうというんじゃありません。
 どこの国でもナショナリズムって

「あって当然」

 なんです。それが高じて他国を侮蔑する国もご近所にありますが、スポーツの中で消化されるナショナリズムならガス抜きとして、良いことです。

 だからサッカーは「平和な戦争」とも呼ばれるのです。
 アルゼンチンとイングランドは本当の「代理戦争」ですが。

 日本人は一気に流されるから危険だというのも戦後知識人やメディアのミスリードで、あの戦中でさえ「異を唱える人」はいましたし、幕末の尊皇攘夷や開国派の「内戦」を見れば、それが極短い時代、未成熟な社会制度、民度の頃の問題だとみるほうが自然です。

 メディアが未発達だったことも大きな理由でしょうがね。

「もはや戦後ではない」と経済白書にのったのが昭和31年。
 今の自虐史観の胎動を感じる付合です。

 また同じ紙面に広瀬一郎江戸川大学社会学部教授(スポーツマーケティング論)が寄稿していて、こちらはナショナリズムは認めていますが、

「良くある議論」

 がでていましたので、「にわかサッカーファンのためのマメ知識」として紹介します。

「欧州のチャンピオンズリーグとワールドカップのどっちが上か」

 というもので、欧州では各国のクラブチーム(日本で言うとJリーグのチーム)単位で「覇権」を争う、タイトルマッチがあり、

「ワールドカップより上」

 ともいわれています。

 広瀬さんによると「質の高さ」について

「クラブチームは国籍に関係なく、高額な契約金で選手を選べる。
 どちらのチームが強いかは明白であろう」

 とあります。
 ・・・これは「ボクチン、お金貰ったから頑張るよ」ということを暗に示しており、この論理で行けば国内唯一の軍隊

「読売巨人軍」

 は毎年優勝しているはずですし、サッカーでも

「銀河系軍団レアルマドリードが全勝優勝」

 してもおかしくありません。
 金を使ったから強くなるほど、簡単ではないこともまた

「明白」

 なのです。
 それでは来期まで契約の残るレアルマドリードの「ジダン」は今回のワールドカップにフランス代表で出場して、

「引退」

 します。実は「フランス代表」は以前に引退していたのですが、母国のワールドカップ予選落ちの危機に瀕して、無理を押して復帰したのです。

 そんな選手をカウントせずに単純に比較する論には首傾げたくなります。

 そこでそんな議論には

「全日本柔道選手権大会とオリンピックの柔道どっちが上?」

 と問うてみてください。
 全日本柔道選手権大会には「無差別級」があります。

 体重差ではない「真の柔らの道」を求めれば当然のことですがオリンピックでは「体重別」となります。

 しかし、全日本柔道選手権大会は国内のローカルな大会で、オリンピックは世界中の目が集まる大会です。

 どちらがどうというわけではありませんが、私たち観客はその勝者には万雷の拍手で称え、大会自体の価値を毀損するようなことはあまりにも不遜だと考えるのです。

 有り体ないい方をすれば欧州チャンピオンズリーグは、

「欧州ローカルのクラブチーム選手権」

 です。世界は南米もアフリカも北米もアジアもあります。

 同じサッカーというスポーツでも4年に一回、各国1チーム23人しか選ばれないワールドカップと、選手は国籍に関係なく集められるが、他のチームも同じコトができ、ヨーロッパに絞れば参加国中参加できる人数がはるかに多い、チャンピオンズリーグではその価値も中身も全く違うもので、

「比較すること自体が馬鹿馬鹿しい」

 のです。
 もちろん、参加するだけでも大変ですが、チャンピオンズリーグには74チームが合計でエントリーします。
 ワールドカップは32国です。

 国家代表という「ナショナル」への理解がやっぱりこちらも薄いような・・・米国メジャーリーグに限定すれば国家代表よりもレギュラーシーズンが大切という説も分かりますがね。

 彼らは「米国地域リーグ」の優勝決定戦を

「ワールドシリーズ」

 と呼ぶ厚顔さを持ち合わせていますから。

 国際大会が始まると始まりますが、

「知識人達の妄言ウォッチング」

 は、なかなかに楽しいものがあります。
 特にサッカーでは「ナショナリズム」と「チャンピオンズリーグ」は「訳知り顔」のコメンテーターが頻繁に持ち出しますので。





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Last updated  Jun 9, 2006 11:18:43 AM
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