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カテゴリ:クレーム・トラブル
まずはじめに。
今回は「読者のご意見お聞かせください」号の様相を呈しておりますこと、ご了解ください。 このあとすぐには「マスコミでは言えないこと」の発行自体を考えてしまったご指摘のメールを紹介します。 お読みいただいた上で、ご意見いただければ幸いです。 それではYさんよりのご指摘メールです。 ∇_____________________________ こんにちは。独自の見解にいつも教えられています。 メルマガ中の表現ですが、通常「最後」と書くところを最近の号ではすべて「最期」と書いておられますよね。 自分が学校等で習った知識では「最期」とは人が死ぬ間際のときに用いる表現だとされていました。 そこの点において、貴メルマガで見られる「最期」の使い場所には違和感を感じるのですが、『「最後」は正しい表記ではない』などのご説に従ってのことでしたらぜひそれを伺いたく思います。 もう一点。今号中「被害社宅」という用語が出ていましたが、その触法容疑少年が侵入したのは、独居老人のいる「社宅」だったのでしょうか。おそらくは「被害者宅」の誤表記かと思うのですが、 宮脇さんの言葉遊びのクオリティを理解していなかったらごめんなさい。 でも、はっきり言います。漢字の誤変換表記があると私は読んでいてがっかりします。その程度の見直しもしないで発行するのかと。 日本語の勉強をする外国人にも影響を与えます。「辞書では『確率』となっているけど最近の用法では『確立』と書くのかな」 出版社などの校正チェックを経たはずのものであっても誤変換漢字はよく目にします。人手が足りないのか、時間がないのか、原作者様に物申すのが恐いのかわかりませんけど。 「意味は伝わってるんだからイイジャン」で済まさないのが大人の社会かと私は考えます。 ○○県○○市在住 ○○ ○○ ○○歳 ※匿名希望でいただきましたので○○とさせていただきました。 ※また、御名前もイニシャルとさせていただいております。 ∇_____________________________ 「その程度の見直し」と「大人の社会」というところ非常に重く受け止めました。 もちろん、ご指摘のように「最期」は「最後」が正しく、「被害社宅」は「被害者宅」が正解です。 まずは、お詫びして訂正いたします。ごめんなさい。 誤字脱字はないにこしたことがありません。 「見直し」はしておりますが、結果的にでてしまっております。 今までの細かなものも含めて、ご指摘いただいた場合、その都度訂正し、気をつけておりましたが「大人の社会」とまでいわれたのは初めてでしたので。 皆さんのご意見を賜りたいと存じます。 ちなみに著作をだした洋泉社の依田さんは、原作者様である私の許可なくガッツンガッツン誤字脱字、誤変換を訂正してくれており必要のない行はバッサリとお削りになられておりました。 見比べてみると説明不足だったり、過剰だったりでとてもいい勉強をさせて貰ったと感謝しております。 あと寄稿した宝島社さんもバッサリ。 こちらは時に趣旨と違う方向性になりそうになったので、こちらは「意見交換」して。 校了ギリギリの印刷所に廻る直前に「編集中のまった」で、大幅に原稿の変更を迫られたときは流石にまいりましたが。 ただ出版社も人手と時間はないようで、察するに予算もテレビ局などと比較すると潤沢ではないようでした。 余談が長くなりました。ご意見をお聴かせください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 26, 2006 10:57:21 AM
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