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カテゴリ:世の中のおかしな仕組み
ひと言で評するなら「おもしろいこわい」。
事実(ノンフィクションであるということなので)は早い段階で 語られます。 「大量破壊兵器などなかった」 イラク侵攻にアメリカが高らかに掲げた「大儀」が崩れます。 崩れたのはドイツ。亡命を求めたイラク人の嘘です。 いや正しくは崩れるどころか初めからなかったと本書では結論 づけています。 そして「おもしろい」のがこの結論が先に提示されたにも関わ らず「戦争」へと突き進んでいくアメリカの・・・CIAの滑稽 さが昭和の勘違いで進展していくコントをなぞります。 本書が事実であるなら・・・こわいです。 それぞれが自分の立場で小さな演出と都合の良い情報を選別して 多くの人の命が奪われ、いまもまだ混乱の中にあります。 ライス、パウエル、チェイニー、ラムズフェルド、ブッシュ。 知っている名前が登場します。 アメリカの傲慢。一人の嘘つきに振り回されたのはこれ故です。 ■カーブボール ~スパイと、嘘と、戦争を起こしたペテン師 http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=4863060564 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 11, 2008 10:42:56 AM
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