カテゴリ:子どもクラブ
子どもクラブ事業にて、ペットボトル・トラスに挑戦。
準備したモノ。 2Lペットボトル約500本。 結合部 ペットボトルの蓋を3~10個で組み合わせ。 いくつ作ったっけ? 直結具 ペットボトルをつなぎ合わせる為の・・・30個。 テープとハサミ。 1/4縮尺模型(100均でおでんや焼き鳥の串を買い込んで作ったが、「これ、何でできているの?」「焼き鳥の串だよ」「こんなに食べたの?!」ということで、いつの間にか「焼き鳥の先生」と呼ばれるようになった・・・ちが~う)。 最初は二組に分かれ、正20面体に挑戦。 トラス構造といわれる三角形の組み合わせ(三角形は、3つの辺の長さまたはが固定されると形が固定されるから崩れない。それを組み合わせて大きな構造物を作る)は、立体の最後の一辺の最後の一角を固定するまでは、ぐらぐらと崩れてしまう。それが、三角形で埋め尽くされた瞬間にきちんと自立するのである。 それが妙味だ。 なので、一見単純そうに見えるが、最後の一本をくみ上げるその瞬間まで、あちらこちらの辺を支えておかなくてはならず、子どもたちの手だけでは支えられない。 いざ。大人の出番。 私は一度テストで組んでみているので、どこで悩むか、どこでつまずくかは想像が付くけれど、黙って大人達と子ども達の苦闘を見ている。と、一年生から大人まで、一緒になってあーでもない、こーでもない、というやりとりに、思わず 忍び笑い。 次に子どもたちを集めて、できあがった正20面体に角をつけてもらう。パーツを組み替えているうちに、完成図がわからなくなるらしく、模型とは異なった形に変容するのが、おかしい。 一方大人は、正20面体を一旦解体し、先ほどの倍の大きさで(倍の長さの辺を使う)。こちらは、強度に問題が出てくるので補強しつつ。 最後に、3M越えのタワー制作。 当初4段組を想定していたが、時間もおしてきたので3段組。 基本的に頭頂部から組み立てていくのだが、接点に集まる辺の数が9本。ペットボトルの肩がぶつかり合って、接合キャップを締めていくのも大変。しかも、一段組んだら1段目を持ち上げて、下の段を組み立てる・・・下から組むと、上に手が届かなくなるからね。 さあ、どうやったらスムーズにできる? 底面を先に組む?小さな三角形パーツを先に作っちゃう? ん~。あれこれやっている姿は学園祭のノリだな。大人自身も初顔合わせだが、それはそれで結構楽しそうである。 ムスコ曰く おかあさんは最初「大人は見守るだけ」っていってたのにさ~、最後には大人の方が熱くなっちゃって「子どもたち~!手伝って~!」っていうんだもん、おかしいよねぇ。 はい、その通りです。 左側一番背の高いシルエットで、約1.8m。 ツリーと正20面体と、角付き正20面体。 体育館のステージに一週間ほど飾って頂く許可を得て、これでみんなにも見てもらえるね。 自重でつぶれてしまわないか、それが心配。明日の朝、学校に行ってみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.04 23:41:59
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