2015/01/12(月)08:50
伝えることの重要性@紙芝居ワーク
昨日は所属する団体の一つである富山県フォレストリーダースキルアップ研修に参加してきました。
「森の寺子屋」として学校や一般市民の方からの依頼により出前講座や森林教室を開かせていただいております。
一般市民の方というと大概が大人ですからよいのですが学校等の教育関係ですと教科書の対象となる5年生前後が多くなります。
それに準じた県独自のテキストもあるので出前講座時に配布しているのですが低学年が対象となるとやや難しい内容になります。
それでさらに理解しやすくする工夫として紙芝居で演じればよいのではないか、ということになり研修となったわけです。
講師の紙芝居作家(他多数の経歴は省略)である宮崎二美枝さんからまずはお手本となる紙芝居の実演から。
いや~さすが実に上手!と書いては怒られますが登場人物やその人柄、職業柄でトーンやスピードも変えるその技術。
楽しく聞いていたら、なんとお約束の自分で作る紙芝居の時間に・・・。
以前の川嶋さんのKP法にも通じるのですが、テーマを一つに絞り流れの起承転結を考え、最大でも12枚くらいに収めます。
そしてそこでは何を伝えたいのかをハッキリさせる必要もあるわけです。
言ったことと分かってもらえたことでは同じ伝えるという意味でも違いがありますから。
大勢の人にわかりやすく大きく描き、遠くからでも見やすいように工夫し絵の中に文字はいれないのでその場面のセリフを考える。
構図にも変化を入れ、写真のようにロング、バスト、アップや俯瞰などで表現する。
そして舞台から紙を抜く方向があるので主はその方向に向かって描かれている事などなど。
絵本の読み聞かせでは同じソースを見てもらいながら話すので感じ方に違いはあっても同じものを見ています。
ところが紙芝居はストーリーを考え、描く事も人それぞれなので感じ方も、ましてや決の部分を自由に采配できる楽しみがありながら、それが苦労だったりします。
少しはプロットとして10枚程度で小さなコンテ画とストーリーは書けましたが納得はいきませんね~。
KP法の時も同じですが、実際に人に伝えながら改良しないと無理ですね・・・がんばろ。
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