2015/03/28(土)07:33
花よりだんごもお楽しみ
写真左の道明寺は、上方風といわれ道明寺粉を用いた桜餅。
蒸した道明寺粉で玉状から扁平なかたちの餅を作り、それに餡を詰めて桜の葉で包んだもの。
京都の和菓子店で京風桜餅とも呼ばれ大阪府藤井寺市に材料の道明寺粉の由来にもなったという同名の寺があるそうだ。
右側の長命寺は、江戸風桜餅をさし塩漬けの桜の葉をまいた江戸に発祥した桜餅。
餅の生地としては皮を焼き、こし餡を入れて二つ折りや円筒型にして桜の葉で包んだもの。
東京隅田川の向島にこの桜餅を作り始めたといわれる同名の寺があるそうだ。
桜餅に使う桜の葉は、主にオオシマザクラの若い葉を春のうちに摘んで1%の食塩水で1~2分間煮ます。
クマリンの甘い香りが部屋に漂い気持ち良くなります(笑)
そのあとは塩漬けにして保存しておきます。
桜湯の桜の花はカンザンなどの八重桜の開く前の花を塩漬けにして保存します。
お湯を注ぐと茶碗の中で桜の花が広がって良い香りがしますしアンパンのへそなどにも用います。
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