今日の野草 その381回
いよいよ6月に入ると森の利活用として「森林環境教育」関連の事業と「里山の恩恵」として「薬草」「和紙」「ハーブ」の3つの講座が始まります。身近な野草は薬草の宝庫でもあります。たとえばキュウリグサは、ムラサキ科のかわいい花ですが、薬草としての顔も持っています。 食用 よく図鑑などでは葉を揉むとキュウリの香りがするからキュウリグサ、と書いています。でも薬草なのだから若い葉や茎食べてみるとキュウリの香りがする、というほうが楽しいようにおもえます。キュウリグサはかつて麦の伝来とともに日本にやってきたそうで相当長い歴史?があるわけです。ちなみに、そんな植物を、史前帰化植物(しぜんきかしょくぶつ)といいます。薬効として葉や茎全体を乾燥させたものを煎じて飲むと、利尿薬としての効能があるそうだ。生薬としての名前は、フチサイ(附地菜)といいます。そしてキュウリグサの花言葉は「愛しい人へ真実の愛」花の印象にあっているかも。にほんブログ村