テーマ:DVD映画鑑賞(14209)
カテゴリ:遊女aosmeの「映画とドラマ」
大好きなチョ・スンウの出演で、しかも韓国で絶賛された映画。前評判の高い映画ときいて楽しみにしていました。やはりとっても素敵な映画でした。「フー・アー・ユー」「ラブストーリー」などで非常にイノセントな演技を見せてくれたチョ・スンウが自閉症の青年を見事に演じてします。さわやかな最後の走りの場面、そして笑顔、役者として大きな飛躍をはたしたチョ・スンウをぜひ見てください!
自閉症児であるチョウォンはシマウマとチョコレートパイが大好きな19歳の青年。彼の心は5歳児のまま。わがままで自分の事しか考えられないチョウォンとともに生き、苦しみながもらなんとか彼の好きなことをさせたいとがんばる母キョンスク。弟や夫はキョンスクがあまりにチョウォンにかかりっきりになっている生活に疲れてしまっている。しかし、キョンスクは何かにすがるような気持ちで、チョウォンのマラソンの才能を伸ばして、フルマラソンに参加させたいと願っている。そんな時、昔、マラソンの選手であったチョンウクと出会い、彼にコーチを頼むが、やる気のないチョンウクも、徐々に純粋で、裸の魂を持つチョウォンに心引かれていく。 母親のエゴと家族の葛藤、そして、人々の中で、にマラソンの楽しさや人との関係性を自然に学んでいくチョゥオン、母は無理をしすぎて胃痛で倒れ、自分の押し付けでチョウォンにマラソンをさせていたのではないかと、出場予定となっていたフルマラソンには出場させないことを決めた。しかし本当はチョゥオンは走ることが好きだったのだ・・。 実話を元にした映画ということで、非常にリアリティのあるスイトーリーです。自分の子供が、正常ではないということを認めることは母親にとって非常に大変なことなんだと思います。しかし、何か正常で、何が異常なのか、ピュアな彼らを見ていると、正常ってどういうこと?と考えてしまいます。しかし、母親は自分を責め、世間との葛藤に疲れ果ててしまうのです。でも、チョゥオンが自ら走ることで、そして完走することで、家族の絆を取り戻すことができるという、とっても感動的なストーリーです。 とにかく、チョゥオン役のチョ・スンウから目が離せない、そんな映画です。ギルバート・グレイブで、デカプリオが知的障害児を非常にうまく演じていましたが、チョ・スンウも負けず劣らずと言うところです。彼は演技の鋭さ、才能は、デニーロを目指せるのではないかと心から期待します! みなさんぜひ見てくださいね!きっと感動しますよ。 監督:チョン・ユンチョル 出演・スンウ キム・ミスク イ・ギヨン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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