カテゴリ:遊女asomeの「嗜み」
~色あざやかなり 江戸の夢~
ボストン美術館とういと、浮世絵が沢山あることで有名ですが、その5万点ほどあるコレクションはかなりの数、公開されていないようですね。今回も、日本初公開となる作品が多いそうです。浮世絵や版画は日本よりも海外に素晴らしいコレクションが多くありますね。連休の3日目、かなりの人でした。前回、中国の有名な書の展示会よりも、もっと人手がありました。鈴木春信、歌麿、写楽、北斎、広重と有名どころが並び、日本の浮世絵の美しさを堪能しました。江戸のアートは、見る度に体がしゃきっとして、隅々まで感覚が満たされ、とても気持ちがすっきりしてきます。自分は日本人なんだなと自覚します。浮世絵や蒔絵をみると心も体も癒されるのです。 今回、額に入ってるものが多かったです。以前のボストンのコレクションは、確か掛け軸が多くありました。肉筆画だったからなのでしょうね。この掛け軸がとても美しく、それも楽しみだったのですが、版画が多いので、掛け軸は少しでした。でもその掛け軸、更紗の斬新な柄でとても美しかったです。 しかし、なんて浮世絵は自由で楽しいのでしょう。「歌丸の音曲恋の操 おこま 才三郎」はとても斬新な構図の浮世絵です。映画の一幕をみているようで、とても楽しくなります。春信「源氏窓に若い男女」もドラマチック。思わず絵葉書も手に入れてしまいました。 また歌麿の作品で珍しく、美人画ではなく貝殻を描いているものがありました。とても美人の貝?で、こんなに色っぽい貝はみたことがありませんでした。さすがに歌麿です・・。 この浮世絵、11月30日まで江戸東京博物館でやっています。ぜひ、みなさん、ごらんになってみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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