2006/12/28(木)20:03
喬林知さんの『明日はマのつく風が吹く! 』を読んで。
最近
喬林知さんの『明日はマのつく風が吹く! 』を読んだ。
マのつくシリーズの4弾目です。
前回いつものように元の世界に戻れなかったユーリは、今回、異世界から物語が始まることに。ユーリのご落胤騒動始まり始まり~。
といっても、パターンは変わらんのですがね。
話は勧善懲悪(魔王なのにw)で、遠○の金さんの桜吹雪、水戸○門の印籠、暴れん○将軍の・・・顔w、のように、ここぞという時に発動するユーリの大魔法炸裂は、定番とはいえお待ちかねの目玉でしょう。
もっとも、私は、ユーリへの愛に目がくらんでいる、ギュンターの壊れっぷりが最大の目玉だと思ってますがw最後あたり一回噴いてしまった^^;
世界観は、正統なファンタジーではないので、それも求める人は読んじゃいかんw
作者の趣味が入ってるのか、ところどころマニアックなものが含まれてます。そのアンバランスさが売りでもあるんですがね。
気楽に読める、異端派ファンタジーとして読むのがよろしいかと。
第1作『今日からマのつく自由業!』はこちら