2007/02/22(木)14:13
久しぶりの日記。今日は、伊坂幸太郎さんの『魔王』
最近、日記を全然書いてなかったので、その間に読み終わった本がたくさんたまってしまいました^^;
ひとまず、今日は
伊坂幸太郎さんの『魔王』
の感想を。
これは・・・
分類不可能じゃ-----ヽ(´Д`;)ノ-----!!!!
いやほんと、この作者、ミステリ専門ってわけでもないらしく、この本も何に分類したらいいのか、頭かかえましたよ(;・∀・)
政治不信が慢性化している現代日本を舞台にしていて(といっても、フィクションなんで実在の人物は出ないんですが)、そこに、カリスマ性と行動力に富んだ若い政治家が現れたのです。
そのはっきりした言動に、長い間の政治的無関心で批判能力が失われている大衆はこぞって、この犬養という政治家を支持するようになります。
この本は、そんな風潮に危惧をいだいて、一石を投じようと(この本の表現では、押し寄せる洪水をとどめる一木たらんと)した二人の兄弟を話にしたものです。
俺としては、同じ兄として、兄ちゃんがんばれ!と単純に読ませてもらいましたがねヽ(´ー` )ノ
この犬養という政治家も、世論にこびず厳しいことをビシビシ言ってるので好きです。
だから、犬養に政治家としての、兄に有権者としてのあるべき姿を書いている・・・という風に読めました。
・・・で、何小説なんですかね?これw