10💃読んだ
電子版で読んだ分と合わせて、10年分の空白が僅かの余白は残っているけど埋まったかな。私としてはダンスシーン多めが好みだけど、どうしてもW主人公の心情描写に寄るのはまあ仕方がない。その二人の信也の心情はじれったい。恋情ではなく妄念なんじゃないの?。だとしたら二人のDANCEへの情熱も一途であればあるだけ妄執なのではないかと思わせるほどに。時間芸術してのDANCEと移ろう同性間の恋情のシンクロナイズこれらの感想は、すべてほめことばだ。一瞬ごとの感情の描写は明瞭なのに空間の書き分けは曖昧に感じる。杉木がイギリスへ渡ったエピソードも特段に英国の風物は背景は詳らかに描写されていない。時間的表現としての心理描写の優位なストーリーを読んでいるうちに春日井建の歌を想起した。★今に今を重ねるほかの生を知らず今わが視野の潮(うしほ)しろがね生は性でもある。