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テーマ:ミステリはお好き?(1650)
カテゴリ:Mystery
フェイクドキュメンタリーのロケハンのため、絶海の孤島に渡った6人が全員死亡した。
残されたロケ映像を検証した警察は 最後に残った二人のうち、一人がもう一人を殺害して自殺を図ったという見立てで、捜査は打ち切られた。では他の者はなぜ死亡したのか。 名探偵月島凪の探偵事務所「月島前線企画」を訪れた番組プロデューサー瓶子文生は、は事件の真相解明を依頼する。 助手の萩田洋と塚原蛍は調査に着手するも、謎解きは難航し、ついに凪たちは瓶子を伴って事件現場の絶海の孤島を訪れるのだが..... --------------- 導入部は良かった。 謎の提示も魅力的。 萩田と塚原の凸凹コンビっぷりも好感が持てる。 と、読むそばからこの手のプロットだと○○人が犯人が定石と見立てる。 しかし 此方の見立て通り、名探偵月島凪ご本人が 「○○人の○○さんが犯人だもの」とすっぱ抜いたのには参った。 それでは如何なる推理で、どう物語のオチをつけるのかと、ページをめくる手を急いでしまった。 ところが、落としどころは、意外な犯人ならぬ意外な結末だった。 意外さに唖然とさせられたが、これは誉め言葉ではなく、肩透かしを食らった得心のいかなさばかりの解決篇だった。 この答え合わせが、思わせぶりで解りづらい文脈で述べられており 狐につままれて、狸に化かされたような騙しを○○トリックとよべるのだろうかと訝しむ。 フェイクドキュメンタリーならぬ、フェイクストーリーってことなのかも。 と、リドルストーリーさながらの解けない謎が私の脳内に残った。 本作は二度読み必至なのかもしれないが、ネタが割れてから読み返すのはしんどい。 他人にも余りおすすめしないミステリーだった。 ちなみに、誤読によるチラ裏かいてるかもしれないけど、文責は負えませんので。
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Last updated
2025.11.10 22:28:09
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