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テーマ:ミステリはお好き?(1656)
カテゴリ:Mystery
第17回鮎川賞最終候補者(第三席)による連作歴史ミステリー。
幕末、尊王攘夷派「天狗党」を率いる水戸藩士藤田小四郎は父の死の謎をはじめ、不可解な事件 『天地揺らぐ』 『蔵の中』 『分かれ道』 を、旧知の漢方医山川穂継とともに解明する。 そして、決起した天狗党内で負傷者の志士を次々と殺害する「化人」とは何ものなのか。 『幾山河』 たどり着いた過酷な真相。 しかし小四郎たちと天狗党を待ち受けていた歴史の裁定はさらに苛烈なものだった......... -------------------- 幕末天狗党の中心人物藤田小四郎と、友人の医師藤田小四郎を主人公にした歴史連作ミステリー。 天狗党に関する知識がない私には、興味深く面白く読めた。 ただしミステリー要素は何ほどもなくて、トリックやフーダニットに意外性がない。 事件関係者が犯人だったりとか「化人」の正体が誰だか、すぐわかってしまう。 暦小説を書く素養のある作者だから、純然たる歴史もの、時代小説として描いた方が、よかった気がする。
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Last updated
2025.11.13 17:19:44
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