つながりと循環
先日、某会の割り箸リサイクルの件で王子製紙米子工場さんを訪ねました。小学校の社会科見学で来たことが微かに記憶があるので何十年(?)ぶりの訪問です。割り箸回収は地域の皆さんとともに環境保全活動をしたいという趣旨で受入をされています。紙の材料となる木材チップに関しては、森林間伐材や住宅用に使われた廃材などもリサイクルしておられるそうです。今回は見学することが出来ませんでしたが、RPFという再生紙としてリサイクルできない古紙と廃プラスティックからなる燃料を新エネルギーとしてボイラー燃料に使われているそうです。私たち建設業の建設現場からは多様な産業廃棄物は排出され、コンクリートや発生土などは業界内でリサイクル可能ですが、特に解体工事にて発生する廃材について再利用を求める風潮になってきています。王子製紙米子工場さんとは直接の取引はないものの、私たちの建設現場とリサイクル材の受け入れ先は間接的につながっているのだと感じました。今後も環境問題への取組としてモノの循環が推進されていくと思います。なお、王子製紙米子さんは一般の見学も可能だそうです。