ナラ枯れとクマ
全国的にクマの出没がニュースになっています。死傷者も多数になっているようで、馬野建設も山あいの現場があるので他人事ではありません。あわせて気になるのがナラ枯れ。車で運転をしていると、山のなかで枯れている木が点々と見えるのが気になりますが、どうも鳥取県内でもナラ枯れが進行しているようです。カシノナガキクイムシという体長5ミリメートル程度の甲虫に共生する病原菌(カビの一種・通称「ナラ菌」)が原因と考えられており、マツクイムシと同じような生態系メカニズムを持っているだけに被害を抑えるのが大変みたいです。ナラの木もクマの好物であるドングリが採れるのですが、温暖化、猛暑、ゲリラ豪雨、ナラ枯れ、クマ被害といった現象はそれぞれの要因が重なっているような気がしてなりません。人間と生き物の共生について今後の取組が必要ではないでしょうか。