地域貢献をいろんな角度から
3月の年度末が近づいてきます。公共予算上、年度末までの工期を守る現場もあるのでこの季節は慌ただしくなってきます。一年で一番寒い時期に雪はほぼ降らない日が続いているのが幸いですが、まだまだ冬は続きますからね・・・ 建設業の地域貢献というと、思い浮かぶのは除雪や災害初動の活動、あるいは地域のボランティア活動ですが、もっと大きなものもあります。 一つは雇用です。技術者、職人、営業や事務担当者・・建設会社には様々な立場のプロフェッショナルな人間が必要です。地域のなかで働く場所を提供するということは会社の永遠のテーマでもあります。 また、経済活動も広い意味での地域貢献だと思います。資材を買う、専門工事会社への外注、車から油から事務所用品からいろんな購買活動をしています。遠くの会社に依頼しなければならないものもありますが、地元でお金が循環するというのも大きな意味があると思います。 建築工事では事業所さんの新たな拠点をつくることもあります。新規の事業所ができることのお手伝いも地域貢献に入れてもいいかもしれませんね。 一つの工事も長いもので一年以上かかりますが、それ以上の長い時間のなかで地域の中の会社である意味をいろいろ考えてみたいです。