台風一過のふるさと
日本の南から沖縄、九州そして島根鳥取の日本海上を通過していった台風14号。19日の午後から深夜にかけて雨や風が強くなりました。警戒すべき台風という予報でした。九州他災害が報告されていますが、鳥取では予想されていたほどの被害はない程度でした。 それでも翌日の濁った川の増水を見ると大きな被害が出なくて良かったと思います。馬野建設の創業100年の節目で歴史を振り返っていますが、戦前の室戸台風や昭和30年代の伊勢湾台風の際には河川災害でふるさとも相当な打撃を受け、復旧に多くの労力を要したことが伝わっています。 現在の倉吉市を貫通する天神川は150年に1度の災害に耐えうる堤防が築かれていますが、それでも昨今の激甚化している災害を考えると安心してばかりはいられません。緊急事態時は建設を業としていることの使命として物心を守る活動をしなければならないと台風一過の安堵するふるさとを見て思うのでした。