[建設業界関連]の記事一覧 | アクセク　ウマノ奮闘記

使い勝手の良い杭ナビ

　建設施工現場で普及しているICT施工の機器、杭ナビを紹介します。　トプコンさんの製品で、これまで基本的に２人でしなければならなかった杭打ち、墨出し作業などが１人でできるようになりました。　それだけでなく、重機に装着することで施工ならびに施工出来形確認も可能になりました。現場での省力化やタブレット端末による管理など、慣れれば使い勝手良く行えるので有難い限りです。　馬野建設ではこうした新しい機器を使うこと、そして人間の目で確かめることをしっかり行い、より良質の施工を目指してまいります。

2024.06.03

けんせつノートの配布

　馬野建設も所属する、地元の公共工事を請け負う建設会社を中心にした鳥取県中部建設業協会では地元の小学１年生に「けんせつノート」という自由帳を配布する事業を本年度行っています。建設の仕事ってどんなもの？といったわかりやすいイラストなどが入っており、親子で親しみやすいノートです。これから毎年、１年生に配布される予定のようです。　建設業全般に、今後の人材確保が大きな課題です。私たちがより良い仕事で世の中に貢献すると同時にイメージアップにも力を入れていきたいです。

2024.05.27

建設の仕事のPR発信

１月６日から小寒、続いて大寒と１年で一番寒い時期ですが、今年は比較的温かい日が続いており、積雪はありません。よって工事のほうは各現場とも捗っています。このまま寒波が入り込むことなく、春になっていくのでしょうか。　　建設現場で掲示する看板には法的に掲示しなければならないものもありますが、建設産業や会社のPRを目的として掲示するものもあります。　令和５年度北条道路大栄IC橋下部工では　　　働きやすい職場環境の推進（働き方改革）　　　SDGs推進　　　ICT活用　BIM／CIM活用　　　建設現場の女性活躍推進　　　公共工事の週休２日推進　を掲示しています。会社としても作業現場でも頑張っています。　また、完成までの施工フローイメージ図も掲示しています。

2024.01.11

監理技術者講習

監理技術者とは一定規模以上の建設工事で配置が義務付けられている技術者です。監理技術者になった後も５年に１度の講習受講が義務付けられています。　昨日、監理技術者講習会が倉吉で開催され、県内の監理技術者の皆様が集まりました。　主催は土木施工管理技士会で講師は県内で活躍される技術者さんです。馬野建設のN常務も講師として二部の講習を担当しました。　　新しい内容もかなりあった講習でした。皆様の支えで安全安心な建設の仕事が完成しています。これからもよろしくお願いします。

2023.06.22

測量技術の進化

　建設の仕事の中で位置や高さなどの正しい測量をする技術も進化しつつあります。光波測量は２人でするのが一般的ですが、目的によっては一人で時間を短縮して行うことができる測量機なども普及してきました。生産性向上を図るためにもこうした技術は積極的に取り入れていきたいものです。　GNSS測量という人工衛星の位置と観測地点までの距離から計算して測量する技術もあります。この測量はミリ単位での精度が必要ない場合に行います。　また、レーザー測量というドローンを使った測量技術が活用分野を広げています。近年の災害発生後の立体的な測量データを作成する時などでも活躍しています。　今後も私たち建設の仕事に欠かせないものとして馬野建設でも技術者の新たな技術普及に努めてまいります。（写真は鳥取県産業人材育成センターでの測量講習です）

2022.09.14

会計検査

公共工事や補助金を使った工事は公的な資金、すなわち国民の税金を使って行われます。その使途が適正かどうかを判断するのが会計検査で、国の会計検査院という専門の機関により設計・積算・施工・維持管理などの点からチェックが行われます。　馬野建設の施工した前年度以前の工事も会計検査の対象になりました。会計検査は発注者が対象で私たちのような施工業者は検査への協力という立場になりますが、こうした機会を通じて改めて公的なお金を使っての工事という重みを感じています。

2022.05.26

コンクリート構造物の安全確保

　コンクリート構造物は強度もあり長もちするものですが、永久にもつものではありません。地震や地盤沈下、温度の上下などの原因によりひび割れ、老朽が進み放置すると倒壊などの危険があります。　特に誰もが使う公共構造物については定期診断をして安全を確保するメンテナンスもインフラの整備とともに大事な仕事です。私たち馬野建設は工事として補強や補修の工事を担当することもありますが、その前にこうした診断や補強・補修の設計の業務があります。建設の仕事は行政やコンサルタント、そして施工会社と多くの人や機関が関わってまちの安全安心を確保しています。

2022.05.19

構造物を高品質高耐久にするために

　先週土曜から雪景色に戻りました。２月に入ってからも寒い日が続きますね。山陰道北条道路の関係もあり、地元の生コン工場も忙しくされておられるようです。　生コン会社は品質確保の観点からも協同組合方式で経営される場合が多いです。ミキサー車なども協同で使用されておられたりしています。作られていく構造物が高品質高耐久であるために、建設の仕事には欠かせないパートナーでもあります。

2022.02.08

全国労働衛生週間です

　今日から１０月。年度も後半のスタートです。そして１０月１日より一週間は全国労働衛生週間です。「向き合おう！こころとからだの健康管理」が本年度のスローガンになっています。まずは新型コロナ感染防止対策ということで、幸いにも私たちの職場では今のところ感染された方はおられませんが、引き続いて気を緩めず対策をとります。　馬野建設でも働き方改革を進めるとともに、社員の健康管理も指導するなど健康経営も推進しています。活気ある職場から、これからもよりより仕事を追求してまいります。

2021.10.01

資材高騰や品不足

　建設業界ではここのところ資材の値上げや不足が話題になっています。　鋼材はコロナ禍から回復した中国の需要を主原因として昨年から価格が上昇しています。また木材はアメリカでの住宅建設需要増から輸入材の品不足が始まり国産材に波及し、値段も高騰しています。この他生コンも資材の値上げなどを理由に上昇しています。　こうした資材価格の上昇は公共だけでなく民間建設の価格に反映していきます。資材不足は工期にも影響しそうです。影響が長引かないことを祈るばかりです。

2021.06.01

第三次補正予算

国会で先月末に第三次補正予算が成立したのを受けて鳥取県内でも国や県の工事で年度末に工事発注が予定されています。　本年度は新型コロナウィルスの影響で数々の経済・雇用対策の予算が臨時に組まれ、執行されました。将来に完成が予定されている山陰道や国道３１３号、また水害対策として河川の整備など必要とされる公共事業を行っていくことはインフラを整備することで将来に投資するとともに工事を通じた購買等により経済対策にもなります。建設業も地元の基幹産業としてこれからも頑張り続けます。

2021.02.09

建設現場の強い味方

　まだ日中は１０℃を超えていますが、いよいよ冬らしい寒さになってきました。建設現場で活躍される皆様、おつかれさまです。　アウトドア環境のなかでいかに快適に、身体を守って作業するか。私たちの職場の「あれがあれば」に応えてくれる、ワークマンさんはそんな強い味方です。　この冬場においては体の保温を重視したインナーや防寒着、手袋など、機能性とスタイリッシュさ、そしてお手頃価格なところがうれしいですね。　職場だけでなく、レジャーやアウトドアの着こなしアイテムもそろえ、最近は女子にも人気だそうです。

2020.12.08

とっとり建設女星ネットワーク

　建設産業で働く女性をメンバーとする団体「とっとり建設女星ネットワーク」さん。女性の視点で建設産業の魅力を発信されたり研修事業を行っておられます。　「けんせつ絵本のお話会とワークショップ」を開催され、地域におもむいて子どもたちに絵本の読み聞かせや体験を通じて建設産業に魅力を感じていただく活動は好評のようです。どのような職業に就くかは本人の意思の他に親の意見も大きいでしょう。建設産業に縁がないご家族にも、実際に働いている女性が生の声を伝えたり実情を語ったりすることで接点があれば理解度はアップするのではないかと思います。　近い将来、女性が建設産業がより働きやすい、働きがいをもつ世の中になってほしいです。

2020.11.10

お出かけの際は気をつけましょう

明日明後日は海の日とスポーツの日で祝日連休ですね。そういえばこの連休は東京オリンピック開幕にあわせてのことでしたが、いろいろと騒々しくてそれどころではありませんが。　学校も夏休みでお出かけの方も多いかもしれません。東京をはじめ、都市部で新型コロナウィルス感染症が再び流行しつつあります。検査を受けられる方が増えたのも原因ですが、この連休も人の移動が予想されるので要注意です。うっかり感染しないよう十分対策をとってお出かけしましょう。　建設現場の熱中症対策で使用するWBGT値です。気温と湿度で危険度を判定します。いよいよ気温が高くなる時期に気をつけたいところです。熱中症は気温湿度だけでなく、体調や運動時間なども関係しますから侮れません。お出かけの際は熱中症対策も十分にとってせっかくのお休みでリフレッシュしましょう。

2020.07.22

初　電子契約

　今回のコロナウィルス禍のなかでリモートなやりとりやテレワークなどが注目されました。今後はこうした働き方なり暮らし方が定着してくるかもしれません。　国土交通省の工事受注でこのたび初の電子契約をさせていただきました。インターネットで電子認証技術を使って行います。初めてなので契約はマニュアルを見ながら行いました。こうしたことも慣れてくればよりスムースな業務になっていくかもしれませんね。

2020.05.25

挨拶まわりはマスク着用で

新年度に入るといつもお世話になっている官公庁や民間企業の皆様も異動などがあるため、こちらから挨拶に出向く「挨拶まわり」を行っています。　今回の新型コロナウィルス流行で、今のところ県内で感染者が出ていないものの、やはりどこに行っても警戒度が日々増していると感じます。挨拶まわりもマスク着用などマナーとして守らねば迷惑になってしまいます。本来、顔を合わせてコミュニケーションを取るのが大事なのですが、マスクで顔を隠して距離も気にしてと、いつもと違う春を感じています。

2020.04.06

年度末発注工事

3月に入りました。いつもこの1月～3月というのは早く過ぎていく印象です。新型コロナウイルスは1月に中国で感染拡大、2月にはクルーズ船から国内の市中感染も発生していよいよ身近な問題になってきました。県内ではまだ感染者の報告はないもののイベントや会合の中止、小中高校も臨時の休校など影響は大きくなってきました。一日も早い事態の収束を祈るばかりです。　さて、私たちの建設業界では年度末発注という言葉があります。かつて建設業界に仕事が潤沢だったころは年度末に大量発注があったものでしたが、発注の年内の分散化や工事量の縮小によりかつての時代が懐かしいものになっていましたが、本年度は山陰道関連工事や減災対策工事などもあり、久しぶりにボリュームが感じられます。この時期に受注ができれば温暖な時期に工事を行うこともでき、有難い限りです。何とか新年度に向けて仕事を確保できるよう奮闘中です。

2020.03.02

近隣の皆様とのコミュニケーション

　建設現場は郊外のひと気のないところもありますが、街中の普段あまりなじみのない地域で工事を施工することが多いです。こうした場所で現場を運営するのには近隣の皆様とのコミュニケーションを大切にしなければなりません。　まず、工事着工前の近隣あいさつまわりで、何がいつ完成するのかを説明します。説明しておかなければならないことがある場合には地元の区長さんなどにもお世話になりながら説明会を開催することもあります。　工事施工中には近隣の皆様の立場を考えて振動騒音や車両の出入り、排水などに配慮をしつつ進めます。建設現場まわりにごみなどを落としていないか、子どもたちが建設現場に入って危なくないように囲いをしたりします。　何かトラブルになりそうなことを防ぐための対策を講じていますが、不注意で苦情が出た場合の対応も大事です。できる限り顔と顔を合わせて、コミュニケーションをとって工事が円滑に進むよう心掛けます。これからも何卒ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます

2019.11.20

九州で豪雨災害

　７月に入りました。遅れてきた梅雨入りでさえない天候が続きます。　梅雨前線が活発化して、九州南部では豪雨になっており、河川氾濫や土砂災害などが発生しています。昨年は地元鳥取でも豪雨により同じような災害が発生したのを思い出します。　　これからの季節は豪雨に加えて台風も気になります。地球温暖化などの原因により災害が発生しやすい気候になったと言われるなか、防災や災害発生時の初動、復旧など私たち建設の仕事も年々使命感が高まっているように感じるのは複雑な思いです。

2019.07.02

公共工事の発注続く

現在、昨年の豪雨災害復旧工事で鳥取県中部の土木建設会社は忙しい状況が続いています。ここに来て国土交通省からは北条バイパス関係や天神川水系の工事、鳥取県からは国道３１３号関連や災害防止関係の工事などが発注もしくは発注予定になっています。鳥取県中部地震後も忙しい状況でしたがまたしばらく土木関係に関しては各社とも忙しい状況が続きそうです。　いずれも私たちの仕事や暮らしの利便や安全安心を守るために必要なインフラ整備です。土木関係の求人もしております。よろしくお願いします。

2019.06.26

されど２％

　今年は消費税の値上げが予定されており、工事請負契約も対象になります。　以前、ウマノハウジングのブログでも同じ内容を伝えていますが、請負契約が８％から１０％に上がる場合の経過措置について上記の表を参考にしていただければと思います。　　３月３１日までの契約については工事の完成引渡が１０月以降になっても契約の消費税は８％です。　４月１日以降の契約についても工事の完成引渡が９月３０日までであれば契約の消費税は８％です。　４月１日以降の契約で、工事の完成引渡が１０月１日以降になるものは契約の消費税は１０％になってしまいます。　あまり間際のご相談になりますと、なかなか１０月までの完成は難しくなりますので、お早めにご相談ください。　　　

2019.02.08

建設業界に良い風を

年が改まり、各所で新年会が開催されています。年頭に各界のトップのお話もあり、建設業界でも発注者や労働基準監督署長さんからお話を伺う機会がありました。　公共工事関係は災害復旧工事など予算が計上され、また民間設備投資も比較的好調なので土木関係建築関係ともに業界として忙しい年になるのではないかと見込まれます。一方で労働災害の発生も防止対策を怠らないようにしなければなりません。　このような環境のなかで、是非取り組んで行かねばならないのは建設業界で一生懸命働く皆さんの待遇向上でしょう。最近言われる言葉に「新３K」というのがあって、給与・休暇・希望の３つのKのことを言うそうです。　働き方改革が叫ばれる中で、各社も取組を始めていますが、より一層３つのKが確保されて働きがいが感じられ、家族も笑顔になってくれるためにまだまだ道半ばです。技術者や職人を志して若い世代がこの業界に入ってくるために、業界全体でもっと声をあげて具体的にいろんな取組が始まる一年にしたいものです。

2019.01.10

材料納期の懸念

建設業には追い風と向かい風があります。　追い風は、現在東京オリンピックに向けて関東地域を中心に建設ラッシュになっています。こうした傾向は約３０年前のバブル期以来かもしれません。なかなか私たちのようなローカル地域には恩恵がありませんが。　向かい風は、以前からの労働力や技術者の確保が難しくなっていることに加えて、最近は上記の需要増によって材料が品薄になっていることが挙げられます。特に鉄骨の高力ボルトは納期がはっきりせず、今後の工期に影響が出そうです。県内の業界では公共・民間工事ともにこの懸念の話題が広がっています。　需要と供給がなるべく平準化すればこんなことにはならないのですが、どうしても波ができてしまうようです。

2018.10.22

伸びるのが得意な作業車

　車両は工事現場では移動や積載だけでなく、作業車として働くものもあります。　高所作業車は足場がない高いところに人を乗せて作業を行えます。　通常は３ｍ～１０ｍくらいのところで作業をしますが、４０ｍの高さまで伸びるものもあります。　こちらは下に伸びて橋の下に潜り込んで作業をする橋梁点検車。橋の状態を確認したりします。　こうした働く車は災害時にも大活躍してくれます。

2018.10.16

災害の時　建設業はいつも

　６月に大坂北部での震災、７月には西日本広域での豪雨、そして今月は台風被害により関西空港が使用不能になるなどの災害、また北海道で震度７の震災と、日本各地で災害が続きました。死者負傷者ならびに生活や産業において大きなダメージがあり、日本は災害に備えなければならない国であり、また備えてもどうにもならない事態もある国だと改めて思います。　報道される被災地にはレスキュー隊員や自衛隊と並んで土砂をかきわける重機や建設業関係の人たちが映ります。　災害が発生した時の初期行動はやはり私たち建設業関係者が素早く動いてライフラインを確保したり、被災した構造物や建物の応急処置を行うことが求められます。これはこれから将来も変わることはないでしょう。　技術者も職人といった建設業の担い手が、建設機械や資材とともに日本全国の暮らしや仕事を下支えするために必要です。国や地方自治体の皆様には是非、このことを理解いただき、必要とされる公共事業に対応いただきたいと思います。

2018.09.20

最大瞬間風速６０Mの恐怖

　台風２１号が日本を縦断していきました。幸いにも鳥取県はコースからやや外れていましたが、皆様のところの被害状況はいかがだったでしょうか。今回も各所で強風や高潮などによる被害が発生し、死者も出ています。被災された皆様にお見舞い申し上げるとともに亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。　日本列島に接近するまで勢力が衰えず、特に暴風は四国で最大瞬間風速６０ｍ超、関西で同５０ｍ超を記録しました。トラックは横転、電柱や街路樹は折れ、看板類などが飛散してしまうという、とても危険な風でした。こういう時は屋外に出ないことが一番です。また老朽化した家屋や構造物を放置しておくとこうした暴風時に第三者に被害を与えてしまう危険があります。　今年は災害が何度も起こります。それぞれに反省点があるはずなので、しっかり次に起こるときのことへの対策につなげていかねばならないと思います。　

2018.09.05

大阪で直下型地震

　今朝、思わぬような時間に発生した地震は大阪で震度６弱を記録しました。死傷者も出ているようで、時間や場所が予想できない地震はとても恐いです。　私たち馬野建設は社会資本や事業所・お住まいの建設を仕事にしていますが、安心安全の提供も大事なものだと考えています。予測出来ない災害に対して出来るのは普段の備えです。被災地の皆様にお見舞いと共に、一刻も早い平常への回復をお祈り申し上げます。

2018.06.18

梅雨入りです

　鳥取は昨日、梅雨入り宣言が出されましたが、今日は一転して快晴です。最近の天気はよくわからないので、空梅雨なのか、極端な豪雨が降るのかよくわかりませんね。　私たちの建設現場の仕事は天候により作業も大きく影響を受けます。雨で仕事が出来なくなる代表的なものは・・　土工事　　特に粘土質のものは水を含むとぐちゃぐちゃになるので厄介です。逆に乾くとカチカチになります。　コンクリート工事　　　　　　コンクリート中の水分比率が品質に大きく関わるので要注意です。　左官工事　コンクリートと同じくモルタル仕上げなどは折角の仕事が雨で台無しになります。　上記以外に防水工事、塗装工事などが雨の季節には工程管理が悩ましくなります。

2018.06.07

工期延長　年度越え

　年度末が近づきました。　公共の工事は予算の都合上、３月工期になる工事が多いですが、諸事情によって工期が延期になる場合があります。主に土木舗装関係の工事が変動要素が多く、延期になることが多いです。工事は早く終わらせるのに越したことはなく、延期の場合は近隣の皆様にはご迷惑をおかけいたします。　馬野建設の担当工事も三月工期のものが延長になり、年度をまたぐものが数件あります。技術者配置の都合上、工事が終わらないと次の仕事に技術者が配置できないので、この季節の工期延長は切ないものがあります・・・。

2018.03.16

外国人労働者

最近、工事現場で働く職人の中に外国人労働者が入っていることがあります。外国人が自由に就労できるのではなく、外国人技能実習制度というものを通して働いておらるようです。　協力業者に聞いてみると、ベトナムから来た人だったようです。危険作業や有資格作業以外の作業補助をさせているということでした。　今後、建設業の就労人口は減っていきますが、外国の事例のように他国から労働者を大量に受け入れるようになる日が来るのでしょうか。いずれにしても建設の仕事は多くの人手を必要にしている産業です。

2017.10.03

官民合同でカレンダー作成

四月になりました。桜の開花はいつもより遅れていますが、週末にはきれいに咲くことでしょう。　馬野建設では３日に入社式を開催しました。新卒の社員は１名の採用です。入社をお祝いすると共に、今後のご活躍をお祈りしたいと思います。　話は変わりますが、このたび鳥取県中部総合事務所と鳥取県測量設計業協会中部支部、そして鳥取県中部建設業協会の合同でカレンダーが作成されました。建設の仕事の魅力を伝えたいということで、各方面の若手（といっても年齢幅は広いですが）が協力してなかなかの仕上がりになっています。　馬野建設の社員も２名、撮影に参加しました。カレンダーのはじめが４月１日となっています。見かけたら感想も聞かせていただきたいです。

2017.04.04

露呈する人手不足

　鳥取県中部地震発生からひと月半が経ちましたが、街のブルーシートの数は減っていません。何とかしてあげたい気持ちですが、職人数の不足でなかなか修理が捗っていないのが現状です。　公共建築物や民間事業所の建物なども各所修繕の依頼は次々と入りますが、対応が追いついていません。大変お待たせしております。墓地も壊れた状態のままのところが多く、とても居たたまれなくなります。　以前からこのブログでも職人不足や技術者不足のことは書いてきましたが、今回の震災ではその深刻度が露わになりました。平均年齢も高まっており、若手の就業がなければさらに深刻度が増していく業界の実態に本格的な対策を施していかねばなりません。

2016.12.06

お世話になっている労働局・監督署さん

　建設会社としていつもお世話になっている行政機関として鳥取労働局（写真）と地元の倉吉労働基準監督署があります。　建設業は３K産業ともいわれ、労働安全や衛生面に課題がありました。こうした行政機関のチェックもあり、作業現場の安全や衛生面で事故や病気にならないための工夫はかなり向上してきています。　その他にも全産業共通の労働基準や賃金についての法制チェックやハローワークなどいわゆる公的就職相談窓口、あるいは労働災害があった場合の補償窓口など多岐にわたる労働関係のお仕事をされておられます。　最近では建設労働者育成のための助成制度があり、入社して間もない社員への訓練などに支援をいただいております。これからもいろんな方面からの監督、支援をよろしくお願いします。

2016.09.27

防災意識を高めて

毎年９月１日は防災の日ですが、年々防災については日本中で意識が高くなっています。　それは建物が倒壊してしまうような地震が起こったり、火山が噴火したり、台風他風雨の被害が頻発しているからでしょう。地球の温暖化も徐々に進行しており、こうした災害を引き起こす一因になっています。　週末に台風１２号が九州の南から北上し、こちらに向かう予報でした。幸い温帯低気圧になり大きな被害にはなりませんでしたが、備えあれば憂いなしで足場をかけている現場などは対策をとりました。　今後も自然の脅威は変わらずやってきます。ふるさとの安全安心を守る立場ゆえ、防災意識を常に高くして仕事にあたります。

2016.09.05

高校生の舗装実習

写真は道路の舗装ですが、これは県立倉吉農業高校の実習で鳥取県中部建設業協会の青年部がサポートして施工したものです。残念ながら施工途中は見ることができませんでしたが、立派なものです。　建設産業の担い手育成のために建設業界も本気で若い技術者や職人を受け入れ、育てていかねばなりません。そのためには中学生、高校生、あるいは教育関係者にも関わりを持って、建設業の素晴らしさをＰＲしていくことも求められるでしょう。このたびは高校の先生にも喜んでいただけた企画だったようです。

2016.06.27

情報化施工の未来

　最近、いろんな分野で話題となっているドローン。建設の分野でも測量への活用が試行されており、建設現場でドローンを見かける日も近いかもしれません。　国土交通省は、今後の生産人口の減少をにらんで建設生産分野での情報施工技術を大胆に拡大していこうという動きがあるようです。重機メーカー各社は施工を３Dデータに反映させるマシンを開発しており、次々と実用に投入していくでしょう。現在ではまだ考えられないようなデザインの人工知能を搭載した機械が人間に変わって施工を行うような未来も来るのかもしれませんね。　機械が雇用を奪っていくような分野もあるかもしれませんが、これまでも建設機械やコンピュータがずいぶんと建設現場を助けてくれているように、私たちの明るい未来がこうした高度技術と共にあることを信じたいです。

2016.04.12

職人不足

　今年は県内各地で企業進出の話がたくさんありました。土地や労働力が比較的安く、また災害リスクを分散するのに災害の少ない鳥取に拠点をつくるという事情もあるようです。　大型建築工事が各地で始まると職人不足の話が浮上してきます。過剰に職員を抱える余裕のない専門工事会社は高齢化も進んで、いざまとまった工事が始まる時に、つくる職人がいない、工程が守れないということになりかねません。特に型枠工、鉄筋工、左官工、鉄骨工などは県全体での職人数が限られてきており、建物の重要な構造躯体をつくる工程が他社の大型工事と重なっていないかなど工程の見極めが必要になってきています。　世の中に求められる仕事ということで建設の仕事は栄えてきました。職人の養成は短期間でできるものではありません。今後もまちづくり、ふるさとづくりのために職人を育てることができる業界にならねばいけませんね。

2015.11.18

女性技術者の活躍を目指して

　建設業もそうですが、今後の少子化傾向を見るとどの職種も担い手不足が予想されます。　いろんな手だてを考えられる中で、建設業では女性の活躍の場を広げるという方法が推進されています。　先日も、鳥取県土木施工管理技士会主催で県行政の幹部の方と建設業で働く女性の方々で意見交換会が開催されました。弊社からも女性職員が１名参加し、発言の機会をいただきました。　建設工事作業現場での職務で、女性の得意な分野もあると思います。一方で因習的に女性が負担している家事や介護などとの両立という問題もあり、どのように女性の働きやすさを推進していくかは個人や会社だけでなく、社会全体で考えていく必要があるのではないでしょうか。　今後、やる気のある女性の方が私たちの職場で働くことを楽しみにしています。

2015.08.27

早くも熱中症対策

　今年は５月から台風が接近したり、また３０℃ごえの日が続いたりと現場では苦労するような気象になっております。　今週は特に高気圧が動かない状況です。舗装の路面温度は５０℃近くになったりするので熱中症対策をしなければならない状況です。　現場では様々な熱中症対策を行います。日よけのテント、冷風機などの器具の他に・・　　塩分など汗として体外に出ていく成分を補給する飴も熱中症用にいろいろ開発されています。　　作業服の下に仕込む冷却ベストは冷却材を入れておりヒンヤリします。　　一番危ない頭の体温上昇を抑えるために首や頭を冷やすためのキャップ他もあります。　これからの季節、健康管理に留意して頑張ります。（資料はミドリ安全さんより）

2015.05.29

総会また総会

　馬野建設は本業を行うためにいろんな業界団体他諸団体に所属しています。　たいていのところは年度で期首を区切っているので４月から６月にかけてが総会シーズンになります。　主な所属団体を挙げれば　　　鳥取県建設業協会　　　鳥取県建築士事務所協会　　　鳥取県建築士会　　　鳥取県土木施工管理技士会　　　鳥取県宅地建物取引業協会　　　鳥取県労働基準協会　　　琴浦町商工会　　　琴浦町建設協議会　　　鳥取県木造住宅推進協議会　　　鳥取県太陽光発電システム取扱業者協議会　　　鳥取県法人会　　　・・・・　　というようなところに所属しておりますし、他にもたくさんあります。たとえば建設業協会であれば公共単価とか雇用とか、単一会社だけでなく複数の会社で連合していくことも重要である場合もあります。　　いろんな会社の方と話をするのは視野が広がります。中には「また今日もですね」と苦労を分かち合うことも・・・。

2015.05.25

墨出し　丁張り

　建設の仕事は正確な出来映えを必要とします。どのようにして正確なものを作り上げるか、今日は墨だしと丁張りを紹介します。　墨出しは建物の位置や高さの基準を墨つぼで印をつけていく作業です。構造に関わる工事から仕上げ工事まで職人さんにわかるように墨を出していきます。　丁張りは建築でも土木でも使いますが、写真は土木工事の勾配に関する丁張りです。丁張りも基準となるものなのでしっかりと固定されていることが求められます。　最近はレーザー墨出し、オートレベル、トータルステーションなど測量や位置だしに関する機器も便利になってきていますが、それでも現場を管理する者の確かな目での確認が一番大切なことは今も昔も変わりません。

2015.05.14

年度末の節目

　春分の日をこえると日も長くなり、花も次々と開花して春めいてきたことを実感します。　寒波が何度が襲来しましたが、積雪に至ることもほとんどなく、除雪部隊も出番が少ないシーズンでした。現場のほうはこうした天候にだいぶん助けられたと思います。　新しい年度に向かって、県中部では仕事の発注が少ないという声が聞かれます。本来、いい季節になってあちこちで工事が始まるべきなのでしょうけど、・・・なかなかうまくいきませんね。　官公庁も人事異動があって行く人来る人が慌ただしくなります。会社も新年度に向けていろいろ準備中です。一つ一つの区切りをつけて今後も頑張っていきます。

2015.03.23

労務単価

今年に入ってから良くないニュースが海外から聞こえてきていけませんが、建設業界での明るいニュースを一つ。国土交通省及び農林水産省が公共工事の設計労務単価を引き上げるそうです。この労務単価は職人さんの一日あたりの賃金の単価で、これに基づいて公共工事費が算出されます。根拠となるのが労務費調査です。定期的に行われる実勢の労務費をもとに労務単価が決まるので労働者不足が全国的に叫ばれるなかで職人さんの待遇が良くなりつつある世情を反映しているものだといえます。こうした流れが続いて建設業の就労者が確保できる環境が整えば建設業の未来もますます明るくなりそうです。

2015.02.02

阪神淡路大震災から２０年

テレビで阪神淡路大震災から２０年を報じています。１９９５年１月１７日未明。突然襲った地震に道路やビルや家屋が倒壊し、甚大なる被害そして多くの犠牲者が出ました。都市を襲う地震の恐ろしさを私たちに突きつけ、２０年経ってもあのころの喧噪は記憶に生々しいです。今、神戸を訪れてもほぼその当時の被害を偲ばせる景色はありません。復興への努力は当事者の皆様、そして支援された皆様には並々ならぬものがあった結果です。いろんな災害がいつどこで起こってもおかしくない日本です。初期対応力や地元での協力体制など緊急事態への建設業の力が今後ますます試されるなか、馬野建設も出来る限りの力が発揮できるよう、日々備えます。

2015.01.16

けんせつ小町だそうです

最近、この工種が手が空かないとか、あの材料が○か月納期がかかるとかの話を良く聞きます。一部かもしれませんが忙しく、品薄の状態があるということで現場としては大変ですが暇よりはこうした状態のほうがいいですね。日本建設業連合会が発表した土木女子、通称「どぼじょ」に変わる建設業に従事する女性の新愛称が「けんせつ小町」に決まったそうです。現在、建設業で働く女性は全体の３％ほどで、建設業の担い手不足の対策としてウーマンパワーの活用推進施策が背景にあるようです。馬野建設でも土木・建築現場で女性は技術者として活躍中です。彼女たちの声を聞き、今後のより快適な職場づくりに活かしていきたいと思います。

2014.11.01

折り返し　年度後半もがんばります！

明日から１０月。と言うことは、年度の折り返しです。早いものですね。消費税の値上がりで少し心配しましたが、お陰様で多方面からご依頼をいただき、慌ただしくしております。公共工事も国土交通省、鳥取県、地元自治体などの仕事を有り難く請けさせていただいております。まわりの同業者、協力業者も忙しそうです。建設の仕事は元気のない時代がしばらく続きましたが、少しだけ「頑張るぶん報われる」空気が出てきたようにも感じます。後半戦も頑張りますので引き続き馬野建設のご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

2014.09.30

台風過ぎて盆来る

一週間以上前から鳥取を通過するルートが予想されていた台風１１号ですが、全国各地で被害が伝えられるなか県内では大きな被害は報告されていないようです。それでも先週末は交通機関が麻痺し、帰省される方の足止めやお祭りの中止など迷惑極まりない台風でした。こうして台風一過で思うのは、災害に対する備えです。河川の氾濫防止のための護岸、強風に対する養生などお金や手間をかけて備えているからこそ被害が最小限で食い止められます。私たち建設業は普段から災害防止、災害復旧の工事などを手がけています。また台風情報や雨雲レーダーなどもかなり正確な予報ができるようになりました。こうした備えがあり、災害時の連絡、初期行動など人的な要素をぬかりなく行うことで自然の猛威に対して「減災」を行う。そうした不断の努力が必要です。馬野建設は１３日から１７日までお盆休みをいただきます。１８日より通常通りの営業を行います。

2014.08.11

人手不足

先日、テレビの報道番組で東日本大震災の被災地での復興工事が、首都圏を中心とした東京オリンピックその他再開発等の工事ラッシュのために進まないという内容を伝えていました。建設業は今世紀に入った頃から業者数、技術者数、従事者数などが右肩下がりになっています。公共事業不要論が吹き荒れた時代を経てこうして建設の需要が出来来てすぐに人手が確保できるかといえばそうではありません。建設の技術者は施工管理に関する知識を持ち、工事の難易度が高いほど施工経験が必要になります。また建設関係の職人についてもすぐに即戦力になれる工種は少なく、知識と経験を積んだ熟練工が必要です。今後も建設投資が旺盛だった時代のベテランが引退していきます。建設会社は若手の人材確保、教育など多くの手間をかけなければなりません。人手も外国人労働者、女性、異業種からの転職、経験豊富な高齢者などいろんな手段で建設現場で工事を完成させていかなければなりません。「ものづくりはひとづくりから。」優良な公共インフラの整備には長い年月に人材育成にコストをかけていかなければならないと思います。

2014.07.29

工事成績

ゴールデンウイークに突入しました。お天気は少し不安定のようですが、お出かけの際はお気をつけください。年度末までの工事も終わって、４月にはいろんな公共工事の現場から工事成績がかえってきました。公共工事は品質確保の点からいろんな項目にわたって成績がつけられ、受注業者各社は一点でも多くの点数を取れる完成品をつくろうとと日々励んでいます。工事成績の評定法は国や県でほぼ統一されており、「施工体制」「施工状況」「出来形及び出来ばえ」「工事特性」「創意工夫」「社会性等」と項目があり、さらに細かく細別されています。つまり、工事点数は仕上がった姿だけでなく、中身たる「品質」あるいは工事の進行に関するいろんな観点から評価されているのです。現場では常に不測の事態がつきもので、そうしたなかでいかに現場の状況を管理していくか、多くの人のご協力や材料や天候など、うまく事を運ぶために日々努力がなされながら完成していることを、一般の方々にもご理解いただければと思います。

2014.05.01

雪舞う３月

　今シーズンは東日本では寒波が猛威を振るいましたが、この山陰地方ではあまり気温が下がらず、比較的積雪の少ない工事関係者にとっては有り難いものになりました。とはいえ、暖かくなったかと思えば先週末から雪がちらつく日々に戻っています。　建設業界は活況がある、と言われますが、消費税が上がる前の年度末までに大半の工事は終わります。頼みの公共工事もここ県中部においては量も乏しく、この雪舞う空に暖かい春は来るのか、の気持ちにはなります。　東日本の復興関係を中心として職人不足が全国的に言われており、職人さんの労務単価が上昇しています。長年、下がり続けて大変だった時代が終わりを告げ、建設の仕事にたくさんの若年世代が入ってくることを期待したいです。

2014.03.10