|
カテゴリ:二胡
昨日はチャン・ビン二胡スクールの発表会でした。
毎年開催されている、愛知・岐阜・三重県下のチャン・ビン二胡スクールの生徒全員を対象とした発表会です。 チャン先生のブログでも紹介されています。 年齢では小学生から70歳代まで、腕前では初心者からプロ並みの上級者まで、ソロあり、合奏ありの多彩な発表でした。 また、小学4年生の弟のピアノ伴奏で発表した小学6年生とか、ご主人のギター伴奏で弾いた発表者もいたりで、聞いているだけでも充分楽しめました。 私も出していただいて、「陽関三畳」という中国の古曲を弾きました。 「悠々寛大」という、二胡などを趣味にされている方のブログに「陽関三畳」が詳しく、解かり易く説明されていました。 一部を抜粋しました。 【原 詩】 送元二使安西 <王 維> 渭城朝雨?輕塵 客舎青青柳色新 勸君更盡一杯酒 西出陽關無故人 【日本語読み】 元二の安西に使いするを送る <おうい> 渭城の朝雨軽塵をうるおす 客舎青青柳色新たなり 君に勧む更に尽せ一杯の酒 西のかた陽関を出ずれば故人無からん 【詩訳】 一夜明けた渭城の朝、降った雨が軽い土ぼこりをしっとりとぬらしている。 旅館の前の柳も雨に洗われて青々と生気をとりもどし、ひときわ鮮やかである。 さあもう一杯飲み乾したまえ。 君はこれから遠く安西に公務で旅立つのだから、西方の陽関を出てしまったなら、 もはや君に酒を勧めてくれる友人もいないであろうから。 中国古曲「陽関三畳」は、このような情景を詠った漢詩から生まれた曲だそうです。 このブログのおかげで曲の情景など連想でき、すごく参考になりました。 また講師の先生には、素敵な伴奏をつけていただくなど皆さんのおかげで、「そこそこ弾けたかな」と自己満足しています。 難しい曲なので、私の腕ではとうてい弾きこなせないと思います。 来年もこの曲にチャレンジしようと考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[二胡] カテゴリの最新記事
|