フィル・コリンズ(52)が、13日公開のディズニーアニメ「ブラザー・ベア」(監督アーロン・ブレイズ)の吹き替え版で、主題歌を日本語歌詞で歌ったそうです。
吹き替え版のオープニングテーマ曲「グレイト・スピリット」の日本語版は、天童よしみ(49)がカバーしたそうですが、主題歌「ノー・ウェイ・アウト」は、フィルが担当。
この曲は、主人公がセリフと歌を組み合わせて秘密を告白する重要な場面で使われているため、「子供たちに直接メッセージを伝えたい」とフィルが熱望し、英語圏以外の5カ国語(仏、独、スペイン、イタリア、日本)で歌ったそうです。
彼は、99年にアカデミー賞最優秀歌曲賞を受賞したディズニー映画「ターザン」の主題歌「ユール・ビー・イン・マイ・ハート」を、仏語など4カ国語で歌ったことがあります。また、来日して「ニュース・ステーション」でも歌いましたね。
日本語に挑戦したのは今回が初めてですが、「思ったより難しくなかった」と自信満々だとか。早く聞いてみたいです。
日本語の歌詞で歌ったミュージシャンで思い浮かぶのは、「手を取り合って」(クイーン)、「あいすません」(ジョン・レノン)、「待ってください」(キング・クリムゾン)とかが真っ先に思い浮かぶけど、最初から最後まで日本語ってのは珍しいですね。
「ブラザー・ベア」は、自然のおきてに逆らったため熊の姿に変えられてしまった青年キナイと、小熊のコーダの心の触れ合いを描いた感動作。
参考:
http://www.disney.co.jp/bbear/index2.html