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テーマ:反・輸入盤規制法案(96)
カテゴリ:輸入盤規制問題、CCCD、DVDなど
フランスのレコード会社EMI Franceと音楽販売業者Fnacが、 自社商品のCDに一部のオーディオで再生できないコピー防止技術を採用した疑いで、 司法当局の捜査を受けているそうです。 (ヤフーニュースより) 競争局不正防止担当部門 (DDCCRF)の地方支局が、 消費者の苦情を受けて、この件の調査を行ってきたのですが、 その結果報告を受けて予審判事が7月31日(現地時間)に両社に対する捜査を命じたそうです。 ニュースによれば、このような動きはコピー防止技術をめぐり、 レコード会社やCD販売業者に対して欧州でとられてきた手段のなかで、 最も手厳しいものの一つだそうです。 個人利用のためのコピーは、フランスを含む一部の国の著作権法の下で許されている行為なので、 レコード会社がコピー防止技術を導入したことに反発。 特に、コピー防止のようなデジタル権利管理(DRM)技術のせいで、 Hi-Fiシステムやコンピュータ、カーステレオなどの機器で再生できない問題があり、 再生時の問題に関する苦情が当局に相次いで届けられたそうです。 当局自らこのことを検証し、判事はその結果を受けて EMI Music FranceとFnacを不正行為の容疑で司法調査するよう命じたとのこと。 消費者団体の弁護士によると、この容疑により企業幹部は 2年以内の懲役と約45000ドルの罰金に処される可能性があり、 問題のCDも市場から回収するよう求められているそうです。 消費者の利益を第一に考えて行動してくれるフランスの司法当局。 業界と癒着して消費者のことを考えない、どっかの国の行政とは大違いです…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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