豆粒な私。

2006/05/30(火)17:07

アメリカとは・・・??

逆カルチャーショック集(20)

小さかったころから、 なぜかアメリカという国にあこがれてた。 だから、すごく住みたいとも思ったし、行きたかったけど、 ひょんなことから、カナダに来た。 まぁ、そんな私事なんてどうでもいいんですけど・・・ 最近であった本がある。 ”自分を探して 旅に生きてます” YOSHIDA RUIKO ほんとは、全部読んでから、思ったことを書こうと思ってたんですけど、 気が向いたから書いちゃえ。 っていうか、 たぶん友達がブラックで、 いつもこういう感じの話するから、 書きたくなったのかも。 この本が出版されたのは、1983年です。 今から、軽く20年前の話。 で、この中に書かれてる実際の話の内容は70年代。 軽く30年前のアメリカの話しなわけですよ。 この作者の吉田ルイ子さんは、 アメリカ人と結婚して(60年代)、 離婚して、フォトグラファー(結婚中かどうかはしりません)になった人。 なんしか、60年代、70年代のアメリカ、特にニューヨークのハーレムを中心に見てきた人。 で、その人の話の中に、 ベトナム戦争に負けて、 経済は不況になって・・・ 人々の希望もなく・・・・ 差別はすごくて、 ホモたちのパレードが年に一回あって・・・・ ブラックの差別・・・ 田舎では暮らせないヒッピーが都会にあふれ・・・・ などなど。 ん?? 今とほとんど変わってないんじゃないんですか?? アフガニスタンにしろ、 イラクのことにしろ、 悪いけど押さえつけてる振りして、 ぜんぜんだし、 押さえつけようとすればするほど、 ゲリラとか、反米がいろんなテロ起こしてるし・・・ ホモたちの人権パレード?? おいおい。 30年経って、まだ限られた州でしか結婚認めてない。 宗教の考えの強い片田舎では、 いまだにそんなものいないと信じたり、差別する世の中,21世紀。 ましてや、なんだかんだ言っても、 黒人差別が、いまだ根強く残ってるアメリカ。 ニグロとかさ、ニガーとかさ・・・・ なんだかんだゆって、 一番人の差別があからさまで醜いのは、アメリカだよ・・・ 公表してるってところが、 ほかよりいいのか・・・・な? なんしか、 30年前の本を読んでも、 全く成長もしてないアメリカって、 なんですか?? アメリカンドリームとかさ、 あぁうざい。 人種差別のもっとも醜い社会アメリカに、あこがれたくもないし、 希望もない。笑。 所詮、大統領は、やつですよ。 そんなことを言いつつも、 やっぱ30年前だナァ~って思うこともある。 女の権利。 大学行くと、30年前は、男(婿)探しに夢中になり、 いい家庭を持って、 いい専業主婦になることがいいこととされてる。 あぁ~・・・・ 遠い目で見ちゃうよ。笑。 その男と女の権利はやっぱり30年前。 おもしろいなぁ~と読んでて思えます。 でもあれから、変わっただろうか? 日本では、今でも 30過ぎて結婚もしてなくて、 ましてや子供もいないなんておかしい精神は、 本人が気にしなくなっただけで、 あるんじゃないですか?? 子供を生むことがすばらしい。 家庭のあることがすばらしい。 夫のために尽くすのがすばらしい。 なんだかんだゆって、 ファッション以上に、 固定観念、 根強い思いのほうが、 何年経っても変わらないんですね。 寂しいですよ。 30年前に気づいてるのに、 今だかつて直らないこの現実に。 どんなに文明機器が発達しても、 人々の心と考えかこれなら、 意味がないですよ。 ほんとに。

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