2010/12/07(火)23:00
変えられない
ずいぶん前だが地理の授業で紛争の話をやった。
その時に先生が持ってきて見せたビデオがブルンジのツチ族とフツ族の内紛の話だった。
政治・経済の勉強をしていたので多少知っていたから、興味惹かれて見ていた。
そのビデオの中に一人の陸上選手が出ていた。
名前が思い出せず、今調べてみるとアロイス・ニジガマという選手だとわかった。
この選手、何を言っていたかもうはっきり覚えていないのだがとても温かい人だった。
こんなこと映像越しに見ただけで何を言っているのかと思えるが・・・
だがこのwikiに書いてあることを見るだけでもずいぶん好印象を持てる人物だとわかる。
・・・少し前置きのようになったが、豊かさは心を貧しくするのかどうか疑問に思う。
わかりやすく逆に言えば、貧困の中に育てば人は優しくなるんだろうか。
ブルンジは上に書いたとおり、内紛があった国。
加えてwikiからの情報だが、ブルンジはGNIの割合が世界最下位でもあるらしい。
しかしそういう貧しいところの人間の情報は穢れたものが少なく思える。
(戦争、戦争による害を個でなく全体と捕らえる。ここでは個人のことだけを考えるとして。)
辛い中でも子供たちが屈託なく笑う姿を見るとそんなことを思わずに居られない。
ブータンという国は国民総幸福量(GNH)という尺度を用いていることで有名だ。
経済的豊かさよりも精神的な豊かさを重視した政策を実施し、国自体は貧しいものの幸せと答える人は9割近くに上るという。
もちろんデータを見聞きしただけだから当人たちはどう感じているかはわからないが。(いつか現地に行って住民に聞いてみたいものだ・・・)
ブルンジとブータンだけを取って考えるのは完全に間違いだが、貧困をいいものにつなげられるんじゃないかとも思える。
悪いものは戦争だけって言えるかもしれない。
ずいぶんと考えながら書いた割にはかなり文がまとまっていなくてわかりづらい・・・
色々頭の中で考えてみたいです。