カテゴリ:何なんだ
また、大型トラックのタイヤ脱落で、痛ましい事故が起きてしまった。 いや、もし相手が観光バスでなく、乗用車だったら不慣れなドライバーだったらこんなものでは済まなかっただろう 100kgのタイヤが、時速100km近い速度で、100kmで走る車に激突するのだから、普通乗用車なら軽く2台はペシャンコにしただろうし、慌ててハンドル切て車線を塞ぎ多重衝突の引き金になったかも知れない。 いや、天下の東名高速で有るから、多重衝突が起きない筈は無い ニュースを見て、気になったのは脱落したタイヤのホイールに、ダブルタイヤの片割れとの接合面で見事に破断されたボルトが、8本シッカリ残っていた事です。 あれだけの衝撃でも残るのは、アルミ製ホイールとボルトが噛り付いていた証拠で、これは最近タイヤが外されていなかったのと、ホイールのボルト貫通穴とボルトとの隙間(ギャップ)が少なかった事だと思う。 ギャップや締め付けトルクの適正値に付いては詳しく無いが、これだけシッカリ噛り付いていれば、運転手がテストハンマーで叩いても、1・2本の破断では異常は発見し難かったのでは無いか(点検したかは不明だが) 最近の大型トラックでは燃費向上などの効果もあり、アルミ製ホイールが多用されているので、ボルトが噛り付かない(アルミ製ホイールとボルトが噛り付くのは以前から知っていたが、対策方は不明)対策も必要なのでは無いだろうか 今回の場合、最もストレスがかかり易い場所で、タイヤを外してテストハンマーで叩けば点検出来た場所では有るし、3ヶ月か6ヶ月に1度タイヤを外して、ブレーキシューの磨耗測定と含めて点検していれば、分かったで有ろうに・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|