あたふたあなくろクロニクル

2014/05/20(火)21:18

「気のせいです。」ー その1:異常事態。

カラダ(11)

ある日の昼どき。私はパンを食べておりました。(いきなりですが注。日付を見れば明らかなように、これ相当前の話です。なぜこれを今さら引っ張りだして来たかというと、血圧の話を書いてたら医者つながりで思い出したのだ。すぐにココロがあっちこっち行っちゃうのね。どーしよーもないな)正確に言うと”シチューセット”についてるパン。お好きなのとり放題ってやつ。何種類かとってきまして。そのうちのひとつ、バゲット風のを口に入れた。パンの皮は堅いのがよい。”皮までやわらか〜い”とかいう、あれはいかん。邪道である。外はあくまで堅くパリパリ、内側ふんわりが正しい。だが、その正しくバリバリした皮が、喉の途中で止まった。…ような気がした。時々あるでしょ。口蓋に皮が刺さったりとか… ないか。フツーはないかもしれないけど。ともあれ、いま、喉だから。刺さってる? ぐ。んぐ。気のせいであろうか。でも途中で停まって、そのままおりていってないような気が。年を取ると、こういうのも、あるらしいですね。気管やら食道やら細くなるの? うちの母親とか、カボチャがつかえたとかお芋がつかえたとか、しょっちゅう言ってます(カボチャを詰まらせて死にました、って、結構哀しいものがあるな)。さらには年齢とともに、気管と食道を分ける弁がうまく反応しなくなったりもするらしい。それでお年寄りが食道に流すはずのものを気管に流しちゃったりして、肺に魚の骨が刺さっちゃったりする。でもまあ、いま私が食べてるのは魚じゃなくてパンだし。骨ないし。そんなに急いで飲み込んだつもりもないんだけど……気のせいか。そういえばこのところ、喉がいまいち調子悪い気もしてたしね。つかえてるみたいな。そういえば、何だか、のど痛っ。こうなると、おいしいパンもおいしうない。紅茶で流そう。ここの紅茶、意外といけるのである。それを発見して以来、ここではコーヒーじゃなく紅茶を選ぶことにしている。しかし。紅茶までがなぜかうまく喉を通らない。紅茶好きのこの私が紅茶を飲めない。むむ。異常事態。 結局、悔しいが、紅茶を残す。私の周囲の人なら周知のことだが、これは私には通常起こり得ないことなのである。通常起こりえない異常事態。異常事態は普通通常起こらない。…と、遊びだしてしまったところからして、飽きて来たらしいことが伺えるわけだ。というより、目が疲れてきた…  が、一瞬、閑話休題。異常事態というのは、実は通常に根があったりする。「気のせい」というのは、実はそう軽いもんでもなかったりする(かもしれない)。ちなみに、「気のせいです。」とは、お医者さまのおっしゃったコトバなんだが、果たしてその場面まで行き着くのでしょうか。あっちこっち、放り出してばっかだな。   

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