ペカンナッツを育ててみる
ペカンナッツとはピーカンナッツとも呼ばれる、胡桃に良く似た木の実。殻は菓子胡桃よりも薄く、それでいて結構硬い。殻の割には中身がぎっしり入っていて、胡桃よりあっさりめな味。渋みもほとんどなくて、とても美味しい。ペカンとの出会いは学生の時。校内の圃場にその樹はありました。当時は何だかよくわからないけど、沢山落ちていて(誰も拾ってない)割って食べてみたら胡桃みたいで美味しい!そんな感じでした。卒業した数年後に、あれは何だったのかと調べたか、聞いたか、定かではないけれどペカンナッツという木の実で、日本では栽培されているのが珍しいという事がわかったのです。苗木を探したけど見つからなかったのも当然。そこで胡桃と同じなら実を蒔けば良いと思い、実を探すことに。上野駅の明治屋のおつまみコーナーで、殻に入ったアメリカ産の生ペカンが売っていました。ペンギンの殻割器も付いてたっけ。それを蒔いて何個か芽が出て育ったので、2本ほど定植しました。ところが雪で折れたり、テッポウムシ的な害虫にやられたり、草刈機で刈られたりと、ことごとく育ちませんでした。あれが育っていたら、もう今頃実っていたかもしれません。数年経ってまたふと、あの拾いたての美味しいペカンを思いだし、再挑戦することに。2018年春に入手した、中国産ペカンを5個蒔いたら育ったのは1本。そしてこの冬に岡山の方にご好意で譲って頂いた実を蒔いてみる事に。岡山(先とんがり)10個、中国(丸っこい形)3個で挑戦です。同じペカンでも形も違うし、味も違います。ペカンの接ぎ木は難しいらしいですが、接ぎ木すれば早くから結実するとのこと。沢山芽が出たら、接ぎ木もやってみようと思います。そう言えば去年だったか、ヤフオクに接ぎ木ペカンが出てたんだよなー‥生きてるうちに、何とか収穫できたらいいな(苦笑)菓子胡桃も何本も植えたけど、うまいこと行かないし。この春は、頂いてとっても美味しかった栗の木(晩赤)を2本定植。この栗も珍しいので欲しいなーとネットで探したけど見つからす、たまたま見たJAの注文書にあったのです。晩生で大粒なのが嬉しい。3年後にうまく実るといいな。他に一緒に注文した、種無しザクロと皇帝なつめ。それからコメリであんずの木を。今にも死にそうな古木のあんずが枯れる前になんとか実をつけますように。