カテゴリ:気づき
土星は太陽の周りを29.5年かけて一周します。
誰もが29歳頃に、土星が出生時の星座へ戻ってきます。 これがサターンリターンです。 29歳頃に最初の人生の宿題をクリアして成長していきます。 次は59歳頃に2回目の人生のテストがあり、 これをクリアするとかなり楽になります。 このサターンリターンの時期に海外旅行へ行くと、 その後30年間、人生にその土地・方位の影響を与える。 という話を聞いて、驚いたことがあります。 というのは、たまたまか必然か、 1回目の29歳の時はモロッコへ1ヶ月、 2回目のサターンリターンの59歳の時は ノルウェーへ旅行していたからです。 そして確かに、その後転機がありました。 私は24歳から29歳までは広告制作会社に務める グラフィックデザイナーでしたが、 当時は残業手当がないうえ、連日深夜残業で、 まるで奴隷のようでした。この権威の問題にぶちあたり、 がまんの限界で29歳で退職して、モロッコへ、 リュック1つで、友人と一ヶ月の自由旅行へ出かけ、 旅行中に30歳の誕生日を迎えました。 モロッコの人たちの大らかさ(大雑把さ?) 雄大なサハラ砂漠や、アトラス山脈の街での ベルベル人との交流などで、 帰国後、価値観が変わってしまい、 まったく就職する気持ちが沸き上がらず、 フリーランス(プー?)のデザーナーとなりました。 その後、仕事の内容は変わりましたが、 その状態が30年以上続いているのです! ![]() モロッコ・マラケシュ そして59歳の2回目のサターンリターンは、 父親が倒れて介護施設に入った頃で、 根源的な権威の問題=父 と向き合わなくてはならなかったのです。 朝5時台から父の着信があり、 授業中やセッション中も、着信の嵐でした。 父がすこし落ち着いてきた頃、1週間ほどでしたが、 エレマリアさんとノルウェー旅行へ行き リフレッシュしてきました。 ノルウェーはフィヨルドや森など自然が美しく、 街と自然が調和していて、 人々も友好的で知的で豊かに見えました。 私もこんなふうに、 これからはゆったりとして豊かに生きよう! と決意しました。 この頃、ハーバルアストロロジーも開催していて、 父の占星術のチャートを見て、驚きました。 私と父親は29歳違いのため、 サターンリターンが完全に同時期だったです。 私が2回目(59歳)のサターンリターンの時、 父は3回目(88歳)のサターンリターンでした! 私が若い頃に父と敵対していたのは、 カルマ的なものでしたが、 2回目の土星の試験をクリアーして、 父との問題は消え、すごく楽になり、 父のことが大好きになりました。 人生の後半はゆったりと豊かに。 コロナによる自粛生活で思うのは、豊かさとは何か。 それは健康の豊かさ、ゆとりある時間の豊かさ、 家族や人間関係の豊かさなど、 全てが与えられ、満たされていて幸せだと感じること。 見えないものの豊かさであるように感じます。 ![]() ノルウェー・登山電車の窓から アトリエ☆ルシェーレHP ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年05月06日 22時18分25秒
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