Atelier Coo

2006/01/24(火)02:59

アンティークの着物

Art &Craft(6)

このところ古い着物の柄に惹かれています。 特に昭和や大正モダンのもの。 中には今では考えられないようなびっくりするような斬新なデザインのものもあり、すっかり魅了されています。 私は締め付ける服装が大嫌いなので、着物をそのまま着ることはもうたぶん一生ないだろうと思うのですが、こういったものは素材も絹だったり、良い物を使っていることが多いので、薄手のものはスカートやキャミソールにリメイクしたり、帯地など固いものではバッグを作ったりしたら素敵だろうな~などと思って今せっせとコレクションしています。 ・・・と、言いたいところなんですが。 主に私のコレクションの源(にしようとしている)オークションでは、山ほど入札してもちっとも落札できないんです! 終了時間が私にとってあまり良い時間ではないのでうっかり他の方に落札されちゃたりすることが多いのです。。 特に毎回一人で何着も落札していく方がいて、私が入札している、あまり人気のなさそ~なものまでかっさらっていかれた日にゃあ、 「そんなにいっぱい買ってどうするぅ~~??一個ぐらい落札させろぉ~~!!」 と叫びたくなるんですよね。。(いきなりガラ悪くなってスミマセン) まあ、オークションのルールに反している訳ではないので何も文句を言える筋合はないのですが、、むぅぅとはしてしまいます。。 だいたい本当に欲しければ誰よりも高い値段をつければ落札できる、といことくらいはわかっています・・が。。これがまたいろいろと考えてしまうんですよね。 というのも、まずひとつは、以前ネットで素敵だな~と思って購入し、いざ届いてみたらモニターに映っていた色とは全然違っていてがっかりした、という経験があるので、すごくいい柄と思っても、高額になってくると 「もしこれだけのお金を払ってイメージとは違う物が届いたらショックだな・・」 などと考えつい一歩踏みとどまり、結局入札しそこねます。 オークションでは実店舗で買うよりもうまくいけばすごく安くで手に入るものもありますが、こういったアンティークものは自分の眼で確認した方が確実ですので、どちらがいいとも言えない部分がありますよね。 他の言い訳としては、そんなにたくさん落札していかない普通の?方と競り合っているときなんかに、 「この方はほんとにこの着物が欲しいのね。だったらお譲りしようかナ…」 って思って途中で降りてしまったり、 あとは、私はリメイクに使うことに対して若干引け目のようなものを感じている部分があって (ちゃんと着物として仕立てているものは着物として着てもらった方が無駄がないのではないかと思うので) 「もしかしたらこの人は着物として着るつもりなのかな?だったらこの人に買ってもらった方がいいかなぁ」 などと思って途中で降りてしまったり。。 このようなわけで、なかなか落札できないのです ^^; で。たくさん入札したものの、気が付くと落札できたものは無地の長襦袢が2枚だけ。。 「柄がモダンで素敵ぃ~」なんて言ってるくせに無地ものばかりとは、、一体何やってんだか。 そして私の手元には、素敵な柄の着物や帯が手に入った暁には 「あれもつくろう」「これも作ろう」 なんて思って買った着物のリメークの本だけがずっと前からスタンバってます。 チャイナ服やアオザイのようなデザインのものが主流です。 いろいろ見た本のなかでもとてもセンスがよく、着物の柄も綺麗でうっとりします。               帯地の使い方が勉強になります。 それはそうと、子どもの頃って「ながじゅばん」とか「はだじゅばん」という言葉の響きが嫌いだったな~ 着物を着る機会なんてほとんどなかったのに。。なんででしょうか。(笑

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