問題は、解決しようとしない
問題が生じると、それをどう解決しようかと、皆さん解決方法を考えるわけですが、まず、申し上げたいのは、問題を解決しようとしないことです。 もちろん「するな」とは言いませんが、解決しようとするよりも、自分がその問題を問題だと感じなくなりさえすれば、もう悩まなくてよくなります。 自分の意識が変れば、その問題は永遠に起きないわけです。以上、引用:「津留さんが、心から伝えたかったこと。」 P.10著:津留晃一氏問題は、現象にあるのでなく、心にあるのですね。問題は、心が創っている。だから、問題を解決したいなら、現象をどうこうするのでなく、心の見方を見直してみる。その現象を修正しても、似たような現象が起きれば、また、解決したくなり、その現象を修正しなければなりません。この修正作業は、心の見方が変らない限り、ずっと続きます。心の見方を変えてしまえば、同じ現象が起きても、それを問題と 認識できなくなります ね。注意して頂きたいのは、問題と認識できなくなるということは、問題は起きても気づかなくなるのでなくて、問題は、そもそも起きていないということです。心が問題という作り話を創らないということです。解決したい問題があるなら、心の見方を観察してみましょう。「問題」 は、 「問題と見なしている対象」 には、ありません。あえて、問題というものがあるとするなら、「問題」 は、 「問題と見なしている心」 にあります。