ＭＩＤＩプログラム１３

2010.02.20

カテゴリ：MIDIプログラム

～打ち込み講座・ドラムス(12)～

では、この上に何をしなければならないのか。

ハイハットシンバルが開閉する時の仕組みを考えればいい。

クローズでビートを刻んでいる時、

ドラマーはハイハットのペダルを踏み込んでいる。

そのペダルを戻すことによって閉まっているハイハットが開く。

開いた瞬間に叩けば「シャー」という広がるような音がして、

その直後にまたペダルを踏み込んでハイハットを閉め、

広がった音を「ピシッ」と切るのだ。

何かの矛盾に気がついたであろうか…

そう、開いたハイハットは足で閉めるのだ。

したがってオープンハイハット直後のノートデータが

クローズハイハット…つまり、「手で叩くノート」になっていてはおかしい。

開いたハイハットを手のショットなどで閉められる訳がない。

足で閉めるとなると、チョイスするノートデータはもちろん

「ペダルハイハット」

クローズでもペダルでも、一般的に聴覚上それほどの差はないが、

音源がリアルになるほどその違いがクッキリと解る。

だから、基本に忠実にプログラムする癖をつけておく事が、

とても大切になってくるのだ。

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Last updated 2010.02.22 18:47:18
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