2014/01/06(月)06:23
ポールのライヴ~追記13~
~甦る感動の歴史/2013・11・11~ 9曲目は、「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」ビートルズバラードの中でも、屈指の名曲。オーケストラを加えたソフトで幻想的なサウンドが、「ビートルズ終焉」の寂しさを、より増幅させる…まさに、美の極致と言っていい。 名曲とは、こういう作品のことを言うのだ。日本の三流ミュージシャンのヒット曲を、安っぽく「名曲」などど言ってはいけない。 10曲目は、ポールがリンダの為に書いた「メイビー・アイム・アメイズド」このライヴでも、ポールはそのように紹介していた。私が10代の頃、ライブのレコードで何度も何度も聴いた、胸にしみるバラード。ビートルズ解散後、間もなく発表された初のソロアルバムに、「恋することのもどかしさ」という邦題で挿入されていた。私がよく聴いていたのは、1976年にリリースされた3枚組みのライヴレコード、「ウイングス・オーヴァー・アメリカ」に入っていたバージョン。この時は、「ハートのささやき」という邦題がついている。 アコースティック・ギターに持ち替えて… 11曲目は、ビートルズ初期のナンバーで、「夢の人」~I've Just Seen A Face~カントリー調のこの曲が大好きなのだが、どちらかと言うと、ビートルズの録音よりも、「ウイングス・オーヴァー・アメリカ」のライヴバージョンの方が好き。 12曲目は、「恋を抱きしめよう」~We Can Work It Out~これも、ビートルズの初期に位置する曲で、リズミカルなアレンジと、ポールのヴォーカル、そしてポールとジョンのハーモニーが素晴らしい。こういう明るいポップロックを創らせたら、世界中を探しても、彼の右に出る者は皆無と言っていいだろう。 13曲目は、「アナザー・デイ」1971年にリリースされた、ポールの初のソロシングル。この髭もじゃ写真のレコード、懐かしいなぁ…ポール、まだ30歳になっていない。若いね…