カテゴリ:アフター・ビートルズ
~甦る感動の歴史/2013・11・11~
さあ…ポールのステージも、いよいよクライマックス。 30曲目は、「リヴ・アンド・レット・ダイ~007 死ぬのは奴らだ~」 おなじみ…007シリーズの映画の主題歌でもある。 ライヴでは、ここぞ…という時に、よく演奏されるナンバーだ。
この曲の目玉は、曲中で放たれる打ち上げ花火。 私は解っていたので、カメラを用意して構えた。
来た!!… これが一発目。
あとは、「これでもか」の乱れ打ち…
会場は、大盛り上がり。
曲が終わった後… ポールは、花火のあまりの爆音に耳をふさぎながら、 「やってらんないよ…」、そんなジェスチャーを見せた。
一瞬、静けさが漂うステージ。 ピアノに向かうポールを見た時、 私にはハッキリと解った。 「ヘイ・ジュードだ!!」
その通り… ポールが唄った31曲目は、「ヘイ・ジュード」
この曲が、世界最高の名曲だと断言できる。
幼少の頃から、いったい幾つの想いがあっただろう… これが、20代半ばの青年の歌声だろうか… あまりにも大人で、あまりにもスケールが大きい。 世界の超一流ミュージシャンが束になってかかっても、 その足元にも及ばない、ビートルズの最高傑作「ヘイ・ジュード」
私は、全霊をポールの歌声に傾けた。 今まで、様々な形で無数に聴いてきたが、 ポールの生歌を目の当たりにするのは、これが初めて。 これ以上の歓びが、いったいどこにあるだろうか…
ポールはエンディングのところで、 ピアノを離れて観客との大合唱をした。 「DA…DA…DA…DA・DA・DA・DA…」 私も、大声で唄った…
ポールが観客に呼びかける。 「オーケー!ダンセイダケ!」
「ヘイ、ジョセイダケ!ジョセイ!」 「オケー、ミンナデ~!エヴリバディ!!」 言われた通りにするのが、また日本人らしいね。
ポールも、会場一体の大合唱を楽しんでくれた。
会場は興奮の坩堝と化したまま、演奏は終了…
ポールが、舞台の袖に去っていく…
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.09 20:02:49
コメント(0) | コメントを書く
[アフター・ビートルズ] カテゴリの最新記事
|
|