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カテゴリ:チョコレートとお菓子
このトラピストクッキー、今日、フードアナリスト2級養成講座を受講されている61名の皆さんと一緒にありがたくいただきました。ありがとうございます。 今回、日本フードアナリスト協会が実施していまるこの2級のフードアナリスト養成講座は、かなりハードな内容です。朝9時からなんと夜8時まで昼休み1時間をはさんでほぼぶっ通しで講義が行われます。最後の方は、講義をしている先生も講義を聞いている受講生も、もうふらふらになってきます。もっとも2級の講座は内容が面白いので、あっという間に時間は過ぎてしまうんですが、それでも「いつまでも若くない」と実感してしまいます。(笑) 今回の2級の受講生は、それこそ北は北海道から南は九州まで週末を利用して全国からたくさんのフードアナリストに集まっていただきました。ありがとうございました。北海道だけでも10名近い方が来られていましたね。 最近のフードアナリスト講座の特徴は、レストランコンサルタントやレストランや料亭のオーナー、それから新聞や雑誌などの記者の方の受講がとても増えてきたことです。それだけ業界の中でもステータスが上がってきたということなのでしょうか。(例えば、一昨日(4月4日)=日経新聞、昨日(4月5日)=日経MJ、今日(4月6日)=日経新聞、と3日連続で日経関連の新聞に取り上げられました。ありがたいことですね。 さて、このトラピストクッキー、北海道のお菓子としてはあまりにも有名です。男子修道院の「灯台の聖母 トラピスト修道院」が作っているクッキーです。 トラピスト修道院というのはあちこちにありますね。 国内だけでも、那須、西宮、伊万里、大分にもあり、その上男子修道院も別にあります。。それぞれの修道院は、独立した自治を行っていて、クッキーもそれぞれの修道院で独自のものを作っている。ですからトラピストクッキーには色々なものがあります。3枚1パック 津軽海峡を見下ろす小高い丘に建つ、赤いレンガのトラピスト修道院。歴史は古く、創立は明治29年です。フランスの修道士たちの指導の元、「祈れ、働け」の伝統的なトラピストの精神で、開墾、酪農などに着手し、北海道の酪農の発展に大きな貢献をしてきました。トラピスト修道院というのは、「勤労」「奉仕」の修道会です。 祈りと沈黙の中で生活する修道士たちにとって、農耕や牧畜にいそしむ日々は神への賛美と感謝であります。こうした祈りと労働奉仕の中から生まれたのが、トラピストの乳製品なのです。 明治36年バターが生産され、昭和11年にはクッキーが誕生しました。また昭和30年にはバター飴がつくられたとされています。 このトラピストクッキーのサクサク感とバター味、とても素朴な味わいです。派手さや華やかさとは無縁な朴訥とした感じが、質実剛健なトラピスト修道会のそれも男子修道会が偲ばれますね。 北海道の厳しい自然、広大な大地に育まれた「トラピストクッキー」。 北海道の広大な大地に、駆け抜ける風を想像しながら、一ついただきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月06日 20時53分01秒
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