ベビーカーは価格も高く、種類も豊富なので、購入にあたって一番悩むもののひとつだと思います。ブランド・メーカーごとに説明する前に、まずは
ベビーカーの基本知識についてご説明したいと思います。
◆ベビーカーの種類
ベビーカーには、大きく分けて3種類のタイプがあります。
それぞれの使用目的と、メリット・デメリットをご説明します。
【A型ベビーカー】
生後1ヶ月から利用できるタイプです。
コンビ メチャカルファースト(左)や
アップリカA型ベビーカーショコラ680(右)など。
【メリット】
○首がすわる前から利用できる。
○リクライニングはベッド並みにフラットになる。
○衝撃吸収タイプや、対面押しが可能な両対面タイプなどがあり、赤ちゃんに優しい。
【デメリット】
○B型やバギーに比べると、大きく重量もあるので、担ぐ場合や狭い通路を移動する場合は不便。
○利用期間が短い。AB兼用タイプは一応24ヶ月まで利用可能になっているが、実際は不便なので、B型やバギーなどに乗り換えるケースが多い。
【B型ベビーカー】
生後7ヶ月から利用できるタイプです。
アップリカ キャンディープラス(左)や
コンビ アンプレッソ(中央)、
マクラーレン トライアンフ(右)など。
【メリット】
○A型に比べて軽量・小型。持ち運びやすい。
○小回りが効くので、狭い店内や公共交通機関でも利用しやすい。
○利用期間が長い。ベビーカー卒業まで使い倒すことができる。最近は3歳頃まで使用できるキッズカーも登場している。
【デメリット】
○A型ほどリクライニングはしないので、寝てしまった時に首がつらそう。
【バギー】
B型と同様、生後7ヶ月頃から利用できますが、リクライニングができません。
ファインアール WL2(3才まで使えるタイプ)(左)や、
マクラーレン VOLO(ヴォロー)(右)など。
【メリット】
○B型よりも小さく軽い。つまり、最軽量!
○小回りが利き場所も取らないので、電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合に一番便利。
○利用期間が長い。ベビーカー卒業まで使い倒すことができる。最近は3歳頃まで使用できるキッズカーも登場している。
【デメリット】
○座面が狭いのでちょっと窮屈かも知れない。(キッズカー仕様のものは、座面が広いから大丈夫そうです。)
○リクライニングがないので、寝てしまった時に首がつらそう。
○A型やB型に比べると、走行時にガタガタするかも知れない。
だいだいこんな感じです。最近はファーストカー、セカンドカーとベビーカーを買い換える方も増えています。自分にとってのメリットが何なのかを考えてから、購入しましょう。
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