ソースについて
●Aさんから質問があったので、必要を感じることをここに書きます。●「心の訓練に関する七つの要点」の作者は、私たちの調べた限りでは、「ゲシュー・チェカワ・イェシェー・ドルジェ」(1101-1175)です。しかしチェカワは、アティーシャの弟子で、アテイーシャの教えを、短いフレーズとして書き表した作品なので、私たちはそれを「アティーシャの心の訓練 七つの要点」と呼ぶことにしました。●そして、ケン・マックロードによる「光明への直接の道」のなかのフレーズを取り上げてのOSHO(ラジニーシ)の講話「ブック・オブ・ウィズダム」をソース・テキストにして、実際のトレーニングと、このホームページはあります。●「心の訓練に関する七つの要点」は、日本語では、「ダライ・ラマ 他者とともに生きる」春秋社「ギャルツェン・ゴンタ チベット密教 心の修行」法蔵館「ペマ・チョドロン チベットの生きる魔法 はまの出版」などの本がそれについて書かれたものです。●英語では、トゥルンパなどたくさんのフレーズについての解説があり、それらも少しずつ翻訳して、参考にはしていますが、実はいずれの本も(日本語の本も英語の作品も)あまりにもOSHOが「ブック・オブ・ウィズダム」のなかで、「心の訓練 七つの要点」について語っている内容とは、驚くほど違っています。●またフレーズ自体も、チベット語から英語に翻訳される時点で、変化しているのか、それぞれの著者によって、違っています。(例えば、ある本は「牡牛の荷物を牝牛に乗せるな」だし、ある本は「馬の荷物をポニーに乗せるな」だし、またある本には「水牛の荷物を牛に乗せるな」とあります)そして、そのフレーズは何を言っているのかの解説も、それぞれが違うのです。●私たちの関心は、OSHOが「ブック・オブ・ウィズダム」で語っている内容です。●その内容から、そこで使われているフレーズを解釈すると、まるでOSHOが「変容への科学マニュアル」と呼ぶように、私たちには、瞑想の行程を最初から最後まで歩くための具体的な指示のように、その短いフレーズが解読できます。例え「牡牛の荷物を牝牛に乗せるな」でもです。●長い間、古今東西の成長のワークを学んできた私たちにとっては、今まで歩いてきた道と、今現在、歩いている道と、これから歩いてみたい道筋が、「暗号」によって示されているように感じれます。●探求の道の上で、何を大切にしたらいいのか、どんな落とし穴に気をつけるべきなのか?など、たくさんの知恵が示されているように感じます。●またハート瞑想を探求してきた私たちにとっては、具体的に、ハート瞑想を深めていくための指示としても読めるのです。欧米では多くのセラピストが、この講話を変容のための教科書のように大切にしています。●それに自分が選んだ生き方とはいえ、良いことばかりが起こるわけではない身の上なので、どんな逆境も瞑想に転化する道を歩むことは、私たちにとってはとても役に立ちます。●だから、この短い指示のフレーズを誰が作ったのかは、私たちは、そんなに関心がありません。実をいえば、OSHOによるアティーシャの解説は、OSHOがアティーシャの口を借りているのか、アティーシャがOSHOの口を借りているのか、どちらか私たちにはわからないぐらいです。●「ブック・オブ・ウィズダム」のなかで、OSHOは「アティーシャがこれを書い た時は・・・」などと、歴史的には間違ったことも言っています。しかし、、また例えば、アティーシャの師を「セルリンパ」と普通は呼ぶのが習わしですが、OSHOは彼を「ダルマキルティー」と、余り知られていない下の名前で呼んだりして、驚かされます。●OSHO以外の作者のものでは、ペマ・チョドロンと彼女の師のチョギヤム・ トゥルンパからは、「心の訓練 七つの要点」についての学べるものは学びたい と思っています。●アティーシャは、直接に「心の訓練に関する七つの要点」を書き残したわけで はないので、彼の著書「菩提道燈論」などの研究よりも、私たちにとっての原書(原典)は、OSHOの「ブック・オブ・ウィズダム」です。●その講話のなかでも、それを翻訳しながら、私たち自身が今までの瞑想の体験から理解できるものを、縁のある人に分かちあい、この短いフレーズの指し示すものを、実際の人生のなかで生きてみる実験をしています。そして、その実験をやってみたい人が、きっかけになるようにトレーニングを組み立てています。●また、その実験のなかからOSHOの解説がほんとうに正しいのかどうか?を共に探求する仲間を募っています。●チェカワ師が「心の訓練 七つの要点」としてまとめるまでは、長い間、秘密 の口伝とされてきたこのアティーシャからのこのインストラクションは、まずそ の意味することを経験することが大切であると私たちは考えるので、フレーズの みをコトバとして紹介することには、私たちはそんなに興味はありません。だから、このホームページの主な目的は、実際のトレーニングの補足説明として です。ですから、トレーニングの参加者でない方には、わかりにく内容の時もあ るかもしれません。●トレーニングは、今のところ、いつからでも参加できます。●しかし「The Book of Wisdom」は質疑応答以外は、ほぼ翻 訳しましたので、いつになるかわかりませんが完訳すれば、出版したいとも計画 しています。●「心の訓練に関する七つの要点」とは直接関係はありませんが、私たちがトレ ーニングの参加者の方にお勧めするOSHO以外の本は、いまのところ、いわゆ るチベット仏教の本ではなく、「シャンバラ 勇者の道 チョギョム・トゥルンパ めるくまーる」「心の治癒力 チベット仏教の叡智 トゥルク・トンドゥッブ 地湧社」「すべてがうまくいかないとき チベット密教からのアドバイス ペマ・チュードゥン めるくまーる」「チベットの生と死の書 ソギャル・リンポチェ 講談社」「悟りをひらくと人生はシンプルで楽になる エックハルト・トール 徳間書店」 などです。●OSHOの本は、どんなものもお勧めですが、瞑想については特に「新瞑想法入門 OSHO 市民出版社」がお勧めです。ハート瞑想については、「源泉への道 ヴィギャン・ヴァイラブ・タントラ 第 二巻 OSHO 市民出版社」がお勧めです。●なぜ私たちにとってハート瞑想が大切であるかは、私たちの瞑想の先生のひと りであるマ・デヴァ・ワドゥダの論文「瞑想による変容のプロセス」をお読みください。大変参考になります。またVIJAYの日記のフリーページをお読みください。OSHOについては知りたい方は、OSHO.COM がとても充実した内容で す。●トレーニングとこのホームページで瞑想と呼ぶものは、伝統的なチベット仏教 での、思いめぐらしたり(熟考したり)、視覚化したりする方法のことではな く、シンプルに「気づくこと」「見ること」「目撃すること」を指しています。リラックスして、良い悪いの判断なく、見守ることを私たちは「瞑想」のテクニ ックとしています。(フレーズのなかには、目撃するものを目撃するという項目もありますが)●トレーニングやこのホームページで紹介するフレーズは、「ブック・オブ・ウィズダム」でOSHOが使ったものです。またフレーズだけではわかりにくいので、私たちが簡単に、いまふうに、言いか えれるものは言い換えて紹介したり、トレーニングの参加者とも一緒に役立つも のを作り出したいとも思っています。 MYSTIC UNION