2009/08/18(火)12:42
スイス旅日記5
インターラーケンからグリンデルワルドまで、車で約30分。
いよいよヘアピンカーブ続きの山道です(3速じゃないと無理)。
川沿いの道ですが、氷河から流れてきた水は灰色をしていて
流れも速く、ちょっと不気味な感じです。
登山列車と並行して走ります。途中、追い抜いたり、追い抜かれたり。
どうやら、踏み切りでは一時停止は必要ない模様・・・。
林を抜け、明るいところに出るとそこがグリンデルワルドの町(標高約900m)。
思っていたより、垢抜けた町でした。軽装の観光客がいっぱい。
もっと本格的な登山客がワサワサいて素朴な町かと想像していました。
まずは中心部にある『グリンデルワルド日本語観光案内所』に行きます。
なんだかんだ言っても言葉の通じるのはありがたい。
(いつもは、外国に来て日本語はいらないだろ~なんて偉そうに言ってますが・汗)
予約していたシャレー(別荘)の地図をもらい、いそいそと向かいます。
きゃー!!すっごく素敵なシャレー。それに見てよ、この目の前の風景!!!
我がシャレーからみた風景。まさにアイガー北壁(左手の雲に隠れている部分)が目の前。
これから一週間、毎日、こんな風景を眺めながら暮らせるのねぇ~。
思わず涙がポロリ(朝からのトラブルで、ちょっと気が弱くなっていたかも?)。
シャレーとは別荘風のキッチン付滞在型宿泊施設のことを言います。
個人の人が所有している家の一部を貸していることが多いですね。
そして面白いのが、1週間単位でしか貸してくれないこと。
土曜日の午後チェックイン、土曜日の午前チェックアウトが原則です。
たとえ3日しか滞在しなくても、一週間分の宿泊代を取られます。
要は、来たからには、のんびりしなさい!!ってことですね♪
実は来てから知ったのですが、我がシャレーのオーナーさんは2階に住んでいて
日本人!しかも、観光案内所のAさんなんです!こんな心強いことはないですね。
おまけに、このシャレーは1年前に新築したばかりで、とっても綺麗。
広さは60平方メートル(平均的なマンションの広ぐらい)、
フル装備キッチンの他、12畳ほどのリビングと10畳ほどの寝室。
そして、大きなバスタブ完備の洗面・バスルーム。完璧です!!
でも一番の魅力は何と言ってもその立地です
↑我がシャレーの遠景(右手の山はヴェッターホルン)
ご覧の通り、山の斜面の一番手前に建っているので、前に遮るもの無し。最高♪幸せ♪
町の中心地からは徒歩20とちょっと遠いですが、その分、静かですばらしい環境です。
これから毎日毎日、山や遠くを走る登山電車を眺めながらテラスで食事をしました♪
家の中で食事をしたのは結局一度もなし~。
*グリンデルワルド滞在を検討中の方へお役立ち情報
この素敵なシャレーは『グリンデルワルド日本語観光所』のHPで見つけました。
このシャレーの掲載されたページはこちら
多々紹介されている別荘のうち、GWD003 です♪
どうして私はこの別荘に決めたのか・・・覚えていません・・・
値段かな?それもあるけど、ううん、たぶん、直感。町はずれ好きだし(笑)。
少なくとも行ってみるまでは、その立地がどんなに素晴らしいかは理解していませんでした。
「旅の楽しさの決め手の第一は宿にあり!」と思っていますので良かったぁ。
(スイス旅日記6につづく)