株と釣り

2012/09/16(日)16:46

いつかは

健康(9)

高齢(93歳)となる母が木曜日の深夜に緊急入院、意識はあるが血液混じりの嘔吐をしており年齢的にはキツイので大事をとって入院することになった。認知症もかなり進行していて、母の言うことを理解できない事のほうが多く、「吐きたい、気持ちが悪い」と偶に訴えるのは分る。担当医が直ぐにCTスキャンして、その結果を知らされた。食道と胃の間に腫れている部分があり重度の便秘でもあり、食べたものを胃が受けつけない状態とのこと。腫れている箇所が癌の可能性もあるので、明日に胃カメラで検査することとなった。胃カメラの結果は、胃のヘルニアと逆流性食道炎との診断。胃のヘルニアというのは胃が食道の中に出て脱腸みたいな状態になって、食道近辺に違和感を感じさせ食道も胃に押される状態なので食べた物が食道をスムースに通らず、また食道の弁が閉じない為に胃に入った食物が食道を逆流して嘔吐することになるようだ。出血は逆流する際に粘膜を傷つけて出血したのではないかの診断であった。とりあえず癌でなくて良かったが、胃のヘルニアは年齢的に治すのは手術も無理だし、このままそっとして、便秘を何とか改善して不快感を解消するしかないようだ。 認知症なので付き添いが必要だというので、翌日の午後まで寝ないで付き添う。ベッドに横になる母を見ていると、母には大変申し訳ないが、自分は長生きしたくないと常々思っていたが、改めて後10年も20年も生きていたくないと思う。できればコロッと川で釣りしている時に、心筋梗塞あたりで逝ってしまえば良いと思う。身体が動かくなりアルツハイマーでベッドに横たわって意思の疎通が出来ない私を、倅が私を見て何と思うだろうか?多分、今の自分と同じことを思う気がする。既に高齢者と認定される私は現状つりへ行ったり、キャスティングのトーナメントに出場したりと、一見すると高齢者らしくないかもしれないが、実はもう身体は昔のように言うことを利かなくなって釣りは一日、キャスティングは2時間が限度で、終わるとヘトヘトになり翌日がキツイ。昨年から始めたスペイキャスティングのトーナメントの練習で左肩を痛めてしまい、左腕を上げるのが辛い。頭は認識してても身体が脳の指図を聞かないのは苦労する。歳を取りたくないのは誰しもの想いであるが、加齢は確実に、そして容赦なくやって来る。しかし、例外な高齢者もいる。朝、練習場に行くと夜明け前から毎日必ず対岸でテニスをやっているテニスジジイとババが数名いる。歳は私より明らかに上なのだが朝日が昇って強烈な夏の日差しが照ってきても、元気にボールを追いかけている。このテニス・ジジババを見る度に凄いなぁーと感心する。こちらは8時を過ぎると暑くてギブアップして引き揚げるのだが、彼らは9時になっても炎天下でテニスに興じている。いやいやいや、どうも素晴らしいです。とても真似も出来ません。  

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