|
カテゴリ:旅
行ってきました、玉川温泉!
角館で武家屋敷を見たり、 田沢湖に寄り道したりしながら 国道341号へ。 宝仙湖(玉川ダム)を横目にそのまま延々北上。 これが本当に何もない道なので、 無事にたどり着けるのか? と不安になるのですが、そんな道が突然開けて 新玉川温泉 の看板。 建物は温泉宿というよりも保養所みたいな感じ。 すごく大きくて立派です。 そう、私たちが泊まったのは「玉川温泉」ではなくて 「新玉川温泉」なんです。 というのも、下調べしながらわがダンナが 「ねぇ~AT、玉川温泉の公式HPに 『他の温泉地や観光地と異なり、療養・静養を目的とした湯治宿です』 って書いてあるよ~。俺らみたいにチャラチャラ行っちゃいけないんじゃない?」 と恐れをなしたからなんですけどね。 (ええと、楽天トラベルの新玉川温泉のページにも 「当館は、湯治の宿になります。観光旅館ではありません。」 って書いてあるんですが…) 部屋に荷物を置き、ジャージに着替えると、早速、岩盤浴へGO! 玉川温泉までは、ゆっくり歩いても15分程度。 「遊歩道」とありますが、まあ、普通の山道です。 玉川温泉の建物の横を通って、国立公園内へ。 入口の案内板にはいきなり 「叫沢:死亡事故あり!」 などという表記が。 さけびざわ!なんと不気味な地名! そういえば、フロントでもらった地図にも「殺生窪」なんていう地名がありました…。 そして辺りを見渡せば、あっちこっちから、 ものすごい勢いでガスが噴き上げています。 熱湯がボコボコ噴き出す「大噴」には、この温泉水が 「玉川毒水」 と呼ばれていたなどと、これまた恐ろしげな説明書きが…。 そんな感じで辺りを見物しながら歩を進めると…いるいる! 地べたに寝転んでいる人が、そこかしこに! そして岩盤浴用のテントも発見! テントは満員だったので、我々はゴザを手に場所を物色。 テントの裏の、少し広くなっている場所に寝てみました。 ゴザを敷いて寝たら、上からタオルケットをかけます。 ダンナもフリースのブランケットにくるまり横になりました。 最初は少しぬるいかな?と思いましたが、寝転んでいるうちに、 どんどん体が温まってくるのがわかります。 ちなみに、この玉川温泉から産出される「北投石」なる代物。 世界でも台湾の北投温泉とここにしかない、大変貴重な石でして、 ラジウムを放射する性質を持つのだそうです。 近くには、すでに5~6人が寝転んでいます。 ボーッとしていると、どこからか聞こえてくる話し声… 「テント空いたから引っ越すか?」 「いんやーオラまだこっちでいいよ」 「こっちよりも、鳥居の前のほうが放射能が強いんだとよ?」 「あたしはテントのほうがいいけんど」 「んじゃXXさんはテント行ったらどうよ?」 って、皆さんお友達なの!? 湯治仲間なのでしょうねきっと。 そうこうしているうちに汗はじわじわと出続け、いつの間にかかなり汗だくに。 下がゴツゴツした岩肌なので、けっこう体が痛くなってきます。 場所を替えて再度トライ。すると今度は相当熱い!1メートルくらいしか違わないのに… 場所によって温度が全然違うんですね。 そんな感じで約1時間半、天然岩盤浴を楽しみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.17 21:29:00
コメント(0) | コメントを書く
[旅] カテゴリの最新記事
|