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2010年07月22日
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 投資の真髄 ~偉大な投資家の言葉に学ぶ~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
〔 第16号 2006/10/19 〕 618部発行

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
 【main contents】 「ノーをいえる利点」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 今回は、投資家にとってノーをいえるということが
 どういった利点をもたらすか、について
 考えてみたいと思います。

───────────────────────────────――――

 
 バフェットは経験から、
 よい銘柄の場合は決断を下すのはやさしいが、
 対象が芳しくない場合は、
 なかなか結論がでないことを知ったという。

 判断が難しいときは、あえて追わない。
 彼が躊躇なく”ノー”を言うのは、
 グレアムの教えが見にしみているからだ。

      《中略》

 この”ノー”を言える能力は、
 投資家にとって計りしれない利点だという。
  
 
(『株で富を築くバフェットの法則』ダイヤモンド社より)         

                  

───────────────────────────────――――

 ある程度バリュー投資に関する本を読んでいると、
 買える銘柄が限られてきます。

 例えば『バフェットの銘柄選択術』を読むと、
 「こんな銘柄ないよ!」と叫ぶほどに
 買える銘柄がみつからないことに気づきます。

 おそらくほとんどの銘柄に「ノー」を
 叩きつけることになってしまうでしょう。


 しかし、これは大きな利点をもたらしてくれます。

 まず、対象を絞ることができます。
 例えば4000社近くが上場している日本市場のなかで、
 一定の銘柄を選ぶことは至難の業です。

 しかし、バリュー投資というものさしを使えば、
 明らかに理不尽な価格がついている銘柄を除外し、
 対象をかなり絞ることができます。
 
 選択の幅をせばめて、
 ババを引く確率を劇的に下げることができます。
 
 これは、損失を限定して元本の安全を確保するという、
 投資の本質に近づくために不可欠なことだと思います。


 次に、市場で渦巻く欲望の嵐から
 距離をとることができるという利点が考えられます。

 「ノー」がいえるということは、
 自分の頭で判断していることの証です。
 ミスターマーケットと一緒に
 ダンスを踊っていないことの証明です。

 市場では毎日どれかの銘柄が大幅に上昇し
 誰かが大儲けしています。
 しかし、それがどの銘柄にいつ起こるかは誰にもわかりません。

 にも関わらず、自分が動かなかったせいで
 大損してしまったような気分を持ってしまうこともあります。
 この強欲こそが一番おそろしいものだと思います。

 何かをしていないと不安になってしまうのは、
 人間の性かもしれません。
 
 しかし、前にとりあげたバフェットの言葉にあるように、
 わからないゲームに勝ったところで
 本当にゲームに参加してるといえるのでしょうか。

 バフェットは、40年の経験で
 重大な結果をもたらしたといえる決断をしたのは
 12回を数えるのみだ、といっています。

 どれだけ見逃しても、
 投資を続けている限り必ずチャンスはおとずれます。

 市場の非効率は今日明日に
 なくなってしまうということはないでしょう。
 40年前もあったし、たぶん20年後もなくなりません。

 自分が非効率性の助けにならないことです。
 判断が難しいときは、見逃してもかまわないのです。
 そして、簡単に決断ができるときだけ
 行動にでればよいのだと思います。

 
 自分がわからないことにきちんと「ノー」をいえることに
 誇りを持ちたいものですね。

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【本日の関連文献】
------------------------------------------------------------------
株で富を築くバフェットの法則新版
↑冒頭にピーター・リンチによるバフェット評があります。
  バフェットがどういう投資をしていたかを具体的な
  ケースを取り上げ紹介しています。
  僕は2段階DCF法をこの本で学びました。

億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術
↑バフェットの投資法を実践するためのポイントを集めた名著です。
 ワークブック形式になっているので、
 ポイントを問題でテストすることができます。









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最終更新日  2010年07月22日 20時57分46秒
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Re:「ノーをいえる利点」ウォーレン・バフェット(07/22)   kaikaku21 さん
なかなか難解ですね
ところで生活は株ですか給与ですか。 (2010年07月24日 16時51分20秒)

Re[1]:「ノーをいえる利点」ウォーレン・バフェット(07/22)   アトムカンフー さん
kaikaku21さん書き込みありがとうございます。

>なかなか難解ですね

すみません。説明が下手でわかりにくいかもしれません。


>ところで生活は株ですか給与ですか。

生活は給与でして、株は余剰資金でやるべきだと思います。あ、バリュー投資をするならですが。
(2010年07月24日 19時16分16秒)

Re[2]:「ノーをいえる利点」ウォーレン・バフェット(07/22)   kaikaku21 さん
アトムカンフーさん
>kaikaku21さん書き込みありがとうございます。

>>なかなか難解ですね

>すみません。説明が下手でわかりにくいかもしれません。


>>ところで生活は株ですか給与ですか。

>生活は給与でして、株は余剰資金でやるべきだと思います。あ、バリュー投資をするならですが。
-----
余分なこと聞いてすみません
ブロフ読みましたらお勤めなようでしたので・・・
しっかり読みますのでこれからもよろしくお願いします。 (2010年07月24日 19時33分45秒)

暑いですね   kaikaku21 さん
ありがとうございます
朝、昼、晩と読み理解を深めます。 (2010年07月26日 10時55分49秒)


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